世界の大企業がユーロ建ての資金調達を活発にしている。
米コカ・コーラが大型発行に踏み切るなど、1~3月の域外企業によるユーロ建て社債の調達額は2008年の金融危機以降で最高を記録する見通し。
金利急低下の恩恵が広がる半面、欧州企業の資金需要は低迷気味で、欧州中央銀行にとって域内に緩和効果をどう浸透させるかが課題になっているという。
それはさておき、昔から気になる彫刻家がいる。
"Samurai Artist"の異名をもつ流 政之。
世界的に活躍する彫刻家、作庭家である。
92歳の現在も高松市郊外の庵治半島の北端近くにアトリエを構え創作中だという。
あらためて、氏の略歴からみてみよう。
1923年長崎県に生まれ、幼少時代は東京で過ごす。
1936年京都に移り、1942年立命館大学法文学部へ進学。
その後中退し、海軍予備学生出身の零戦搭乗員として終戦を迎える。
その後、世界各地を放浪、独学で彫刻を学び現在に至る。
1964年にニューヨーク世界博覧会で壁画「ストーンクレージー」(日本から2500個、600tの石を運んだ。)を展示し話題を呼ぶ。
1975年には、ニューヨーク世界貿易センターのシンボルとして約250トンの巨大彫刻『雲の砦』をつくり国際的評価を得る。
また、作品『受』はニューヨーク近代美術館の永久保存作品として収蔵されており、彼の国際的評価の高さを裏付けている。
1967年には、TIMEが選ぶ日本を代表する文化人の一人に選ばれた。
彫刻家として活躍するかたわら、庭園の作品も残す。
代表作に東京天理教館庭園、皆生温泉東光園庭園などがある。
1987年に日本経済新聞「私の履歴書」に自伝を掲載する。
最近の作品に、関西学院大学理学部(現理工学部)の兵庫県三田市への移転を記念して制作された『月わたり』(2001年、黒御影石)、立命館慶祥中学校・同高等学校に寄贈された『NANDABE』(2004年)などがある。
2005年11月8日、JapanStoneFairにおいて「こころわけ」を発表。
2015年(92歳)現在、高松市郊外の庵治半島の北端近くにアトリエを構え住む。
☆☆☆やんジーのつぶやき
四国にある「四国村」を訪れたのは数年前になる。
その折り、高松市立美術館にある流 政之作の「ながれバチ」と初めて対面する。
雄大で鋭角的な端麗さに、思わず官能が騒いだことを思い出す。
今年の夏には愛車を駆り、北海道を訪れた際は、札幌にある「ICCHOMAE DABESA」にも対面したい。
最北の地で「一丁前だべさ~」と叫んでみよう!!