アウディ ジャパンは先日発表した新型「TT」のプロモーション第2弾として、宇宙から飛来したTTが鳥取砂丘に降り立つ演出のイベントを開催するという。
■鳥取につづいて、日本各地でも企画
8月20日にジャパンプレミアを果たした新型アウディ「TT」が、今度は鳥取砂丘へのランディングを果たす。
発表日の数日前からYoutubeで公開されていた「Audi TT Landing, Japan」と銘打たれた新型TTのプロモーション映像は、宇宙から繭状に包まれたTTらしきものが日本に向けて発射されるというムービーで始まっていた。
そして、発表日にはこのつづきとして、新型TTが比叡山延暦寺に舞い降りてきたが、このたび8月28日(金)には鳥取砂丘へも降り立つことがあきらかになった。
現地では、プロジェクションマッピングを投影し、広大な砂丘のなかで繭状のカプセルから生み出される新型アウディTTを描くという。
その模様は今日8月31日(月)に、アウディのウェブサイト内に設置された特設キャンペーンページにて公開される。
また、今後もこの「Audi TT Landing, Japan」はつづき、9月9日(水)の東京・銀座をはじめ、大阪、名古屋、福岡、札幌といった主要都市において展開される予定だという。
あらためて、新型アウディTTについてみてみよう。
1998年に初代「TT」を発売して以来、累計50万台以上を売り上げ、現代アウディのイメージリーダーとしてブランドを牽引してきたコンパクトスポーツカーが今回フルモデルチェンジを果たし、ジャパンプレミアを迎えた。
2006年の2代目デビューから約9年。3代目TTとして今回導入された新型は、「TT クーペ」「TT ロードスター」「TTS」の3台。
エクステリアデザインは、TTのアイデンティティとも言える、オーバーフェンダーやアーチ型のルーフライン、アルミ調のフィラーキャップを受け継ぎ、一目でそれとわかるものに仕上がっている。
新意匠となる6角形のシングルフレームグリルをまとい、縦方向に切れ込むラインが特徴的なマトリクスLEDヘッドライトを採用。
「R8」同様にフォーリングスをボンネット上に移設するなど、その表情は先代とことなり、アウディの新世代モデルであることを強調する。
いずれのモデルも2.0リッター直噴ガソリンターボエンジンが搭載され、最大出力230ps、最大トルク370Nmを発揮。
TTSに限り、286ps、380Nmのハイパワー版が積まれ、トランスミッションは全モデルで6段Sトロニックが組み合わされた。
また駆動形式は、TT クーペにのみFF(前輪駆動)と、アウディ独自の4WD技術“クワトロ”の最新世代を採用した2タイプが用意されるが、TT ロードスターとTTSはすべてクワトロ仕様となる。
新型TTのハイライトとなるのは、フルデジタル多機能メーターのアウディバーチャルコクピット。
これは、速度やエンジン回転数といった従来のメーター表示にくわえ、ナビゲーションやインフォテイメントシステムのディスプレイ機能をすべて統合し、メーターナセル内の高解像度デジタル液晶ディスプレイに表示するというもの。
視認性や操作性を向上させただけでなく、インパネ中央に従来のディスプレイをなくしたことで、より洗練されたインテリアデザインをも実現した。
なお価格は「TT クーペ 2.0 TFSI」の542万円をエントリープライスに、「TT クーペ 2.0 TFSI クワトロ」が589万円、「TT ロードスター 2.0 TFSI クワトロ」が605万円、「TTS クーペ 2.0 TFSI クワトロ」が768万円とされた。
☆☆☆やんジーのつぶやき
アウディーがニアウディー。
なぞと恍けている場合ではない。
その官能を刺激する進化に目をみはりたい。