■音楽評論家の柳樂光隆氏が監修『Jazz The New Chapter 3』
ジャズ専門の音楽評論家でライターの柳樂光隆氏が監修する、人気の新世代ジャズ・ガイドの最新作『Jazz The New Chapter 3』がシンコー・ミュージックから刊行。
アーティストらのインタビューから評論、鼎談などが盛り込まれ、進化する現代ジャズを網羅する1冊に仕上がった。
■グラスパーのインタビューから最新ジャズの動向まで多角的に紹介
現在進行形のジャズを体系的にまとめた本として、昨年に第1弾が発売された『Jazz The New Chapter』。
これまでほとんど世になかった現代のジャズの世界をまとめた本として、大きな反響を巻き起こした。
そして第3章となる待望の『Jazz The New Chapter 3』がついに発売。
これまでの2作同様、多角的な情報で多くのファンを魅了する。
本作では、“ポップス界の名匠”といわれる作曲家でプロデューサーの冨田ラボ氏、音楽評論家の原雅明氏、柳樂氏による誌上鼎談を掲載。
また現代ジャズのキーパーソン、ロバート・グラスパーがケンドリック・ラマーの作品について語るインタビューや、柳樂氏と原氏がグラスパーの最新作の検証する合評など、ここでしか見られない貴重なコンテンツが満載だ。
さらに、プロデューサーのテラス・マーティンへの独自取材をはじめ、新進気鋭のアーティストへのインタビュー、UKジャズの最前線の紹介、インディー・クラシックと現代ジャズのつながりを紹介と、コアなジャズファンも満足できる1冊に仕上げられている。
9月末には東京のブルーノートで『Blue Note JAZZ FESTIVAL in JAPAN』が開催される(グラスパーも出演予定)など、かつてない活況を迎えているジャズの世界。
水先案内人といえるような本書で、魅惑の現代ジャズについての見識を広げたい。
『Jazz The New Chapter 3』
監修|柳樂光隆
出版|シンコー・ミュージック・エンターテイメント
仕様|B5判、160ページ
価格|1728円
発売中
☆☆☆やんジーのつぶやき
秋の夜には、やはりJAZZと酒とムード照明が欠かせない。
最新ジャズ情報を座右におこう。