人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ホテル襲撃18人死亡 マリ、一時170人人質 アルカイダ系か

三連休の早朝、またもやテロ情報が飛び込んできた。
九州に旅立つ朝なれど、この情報の内容をみてみよう。


アフリカ西部マリの首都バマコで20日朝(日本時間同日午後)、武装集団が高級ホテル「ラディソンブル」に押し入り、銃を乱射した。
多数の外国人を含む宿泊客約140人と従業員約30人が人質になり、軍治安部隊が突入した。
AFP通信によると、現場で少なくとも18人の遺体が見つかったという。




ホテル襲撃18人死亡 マリ、一時170人人質 アルカイダ系か_c0352790_09123543.jpg





マリの治安相は記者会見で「もう人質はいない。引き続き襲撃犯を追跡している」と述べた。
作戦は、米仏の特殊部隊が支援した。
13日のパリ同時テロと今回の事件の関係は不明だ。




ホテル襲撃18人死亡 マリ、一時170人人質 アルカイダ系か_c0352790_09125180.jpg




マリは旧フランス領。
フランスは、マリ北部で活動するイスラム武装勢力を掃討するため、2013年1月から軍事介入している。




ホテル襲撃18人死亡 マリ、一時170人人質 アルカイダ系か_c0352790_09130636.jpg





AFP通信などによると、武装集団は午前7時ごろ四輪駆動車で現れ、「アラー・アクバル(神は偉大なり)」などと叫びながら発砲し、押し入った。
マリ軍司令官によると、イスラム教の聖典コーランを暗唱できるか試された宿泊客もいたという。

外国人宿泊客の国籍は、フランス、ベルギー、アルジェリア、ドイツ、中国、インド、トルコなど。
米国人も少なくとも6人いたという。
在マリ日本大使館によると、宿泊客に日本人はいなかった。





ホテル襲撃18人死亡 マリ、一時170人人質 アルカイダ系か_c0352790_09132072.jpg





ロイター通信は、アルカイダ系武装勢力「ムラビトゥン」が犯行声明を出したと伝えたが真偽は不明だ。
ムラビトゥンは、日本人10人など多数が犠牲になった13年1月のアルジェリア南東部イナメナスの天然ガス関連施設襲撃事件の犯行グループとつながりがある組織だ。




ホテル襲撃18人死亡 マリ、一時170人人質 アルカイダ系か_c0352790_09134185.jpg





オランド仏大統領は事件を受け、「テロリストたちは、自らの存在を誇示しようとしている。フランスは友好国のマリと連帯する」と述べた。





ホテル襲撃18人死亡 マリ、一時170人人質 アルカイダ系か_c0352790_09135481.jpg


(2015.11.21朝日新聞より抜粋)






☆☆☆やんジーのつぶやき
アルカイダ系武装勢力「ムラビトゥン」には注意が必要だ。
ボジンカ計画の予行演習としてラムジ・ユセフが実行した1994年のフィリピン航空434便爆破事件では、日本人一人が死亡している。
アメリカで逮捕されたアルカーイダ構成員からの証言によると、2002年に日本と韓国で開催された2002 FIFAワールドカップでテロ活動を計画したが、日本にイスラム教徒が少なく協力者が得られないなどの理由で白紙化されたという。
また2002年から2003年にかけてにアルカーイダ系組織「ルーベ団」の幹部のアルジェリア系フランス人リオネル・デュモンが偽造旅券で日本へ4回入国し、新潟に潜伏していた事が判明している。
2004年10月にはイラクで、イラクの聖戦アルカーイダ組織がイラク日本人青年殺害事件を引き起こしている。
2007年2月、米ABCテレビはパキスタン情報筋の話として日本国内でアルカーイダと関係の深いパキスタン人武装組織によるネットワーク化が進んでいると伝えている。

























































by my8686 | 2015-11-21 09:14 | ヘビーな話は、謹んで | Trackback | Comments(0)