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芸劇dance 勅使川原三郎×山下洋輔 「up」

ダンス界のフロントランナー・勅使川原三郎とジャズピアノの巨匠・山下洋輔が創り出す、ダンスと音楽の身震いするような真剣勝負のセッションが行われる。





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あらためてその内容をみてみよう。


2016年10月、芸劇dance新作公演は、現代ダンスのフロントランナー・勅使川原三郎とジャズピアノの巨匠・山下洋輔によるこれまでにない、音楽とダンスによるライブ感あふれるセッションがプレイハウスに登場する。





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振付・演出・照明のデザインを行いまた自ら出演もする勅使川原は日本の舞踊界を引率する一人。
パリ・オペラ座に招聘され作品の振付を手がけた唯一の日本人であるのみならず、オペラや映像など、さまざまなジャンルの表現活動に挑み続けている多才なアーティストである。






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タッグを組むのは1969年に自身のトリオを結成して以来フリー・フォームのエネルギッシュな演奏でジャズ界に大きな衝撃を与え続けている山下洋輔。
その活動は一流ジャズ・アーティストとはもとより、和太鼓やシンフォニー・オーケストラとの共演などに渡り、国内のみならず世界各国で展開されている。







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多才な二人に加えて、近年ダンサーとして国際的に評価の高い佐東利穂子も加わり、荒馬にも見えるピアノを手懐けて、ダンスが音楽を作り、音楽が視覚や空気までも変えていく― 誰もが未体験の即興/即応による、ダンス×ジャズピアノという枠を超え、常識をひっくり返すような、繊細にして過激な瞬間が立ち現れる。





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■勅使川原三郎




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ダンサー、演出家、振付家。
1981 年より独自の創作活動を開始。
1985 年以降、自身のカンパニーKARAS と共に世界中に招聘され公演を行う。
既存のダンスの枠組みに捉えられない新しい表現を追求している。
呼吸を基礎にした独自のダンス・メソッドと、照明・美術・衣裳・音楽も自ら手がけ、光・音・空気・身体によって空間を質的に変化させる独創的な作品は世界中で高く評価されている。
近年は、パリ・オペラ座バレエ団等の他カンパニーへの振付や、ヴェネツィア・フェニーチェ歌劇場やパリ・シャンゼリゼ劇場等からのオペラ演出などの創作依頼も多数ある。
今夏あいちトリエンナーレ2016 にてモーツァルトのオペラ「魔笛」を新たに演出する。
2014 年、東京・荻窪に活動拠点カラス・アパラタスを設立。
そこでは、年間を通して「アップデイトダンス」シリーズを上演している他、映像上映や展示、独自のダンス・メソッドを教えるワークショップ等、多岐にわたる活動を実践している。








■山下洋輔



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1969年、山下洋輔トリオを結成、フリー・フォームのエネルギッシュな演奏でジャズ界に大きな衝撃を与える。
国内外の一流ジャズ・アーティストとはもとより、和太鼓やシンフォニー・オーケストラとの共演など活動の幅を広げる。
88年、山下洋輔ニューヨーク・トリオを結成。国内のみならず世界各国で演奏活動を展開する。
2000年に発表した自作協奏曲を佐渡裕の指揮により04年にイタリア・トリノで再演。
06年オーネット・コールマンと、07年にはセシル・テイラーと共演。
08年「ピアノ協奏曲第3番<エクスプローラー>」を発表。
09年、一柳慧作曲「ピアノ協奏曲第4番 "JAZZ"」を世界初演。歴代メンバー総出演の「山下洋輔トリオ結成40周年記念コンサート」を開く。
13年、ニューヨーク・トリオ結成25周年アルバム『グランディオーソ』をリリース。
15年にはスペシャル・ビッグバンドのCD『新世界より』をリリースする。
16年2月、ウィーン楽友協会ホールで佐渡裕指揮のトーンキュンストラー管弦楽団と共演、大成功を収める。
99年芸術選奨文部大臣賞、03年紫綬褒章、12年旭日小綬章を受章。国立音楽大学招聘教授。演奏活動のかたわら、多数の著書を持つエッセイストとしても知られる。







☆☆☆やんジーのつぶやき
その昔、新宿ピットインで山下洋輔トリオのライブに官能を沸騰させた世代としては、あの坂田明の伝説的な熱い幽体離脱パフォーマンスに脳髄がヘロヘロになった記憶がある。
そんな山下洋輔をセッションに引きずり込んだ勅使川原三郎のダンスパフォーマンスは、さぞかし官能を震え上がらせるものであろう。




























































by my8686 | 2016-10-06 10:26 | 愛しさとせつなさのJAZZ | Trackback | Comments(0)