「米新車販売、4カ月連続で前年割れ スバルは好調」を読み解く

GWウィーク2日目。昨年とはうってかわって晴天に恵まれた陽気となった。
昨日は2Fのレイアウト変更で終日片付けに追われる。


それはさておき、米オートデータが2日まとめた4月の米国の新車販売台数は142万6126台で、前年同月より4・7%減ったという。
前年割れは4カ月連続。新車販売は2016年まで7年連続で増えたが、今年に入って減速が鮮明になっている。



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車種別では、前月まで堅調だったSUVやピックアップトラックなどの「小型トラック」が0・1%減の86万8814台と減少。セダンなどの「乗用車」は11・1%減の55万7312台だった。

日本メーカーでは、スバルだけが3・9%増やした。トヨタ自動車は4・4%減、ホンダは7・0%減だった。GMなどの米大手3社も軒並み6~7%程度の減少になった。各メーカーは競うように「奨励金」を投入して販売店に値引きを促し、販売台数を下支えしようとしているが、息切れが目立つという。




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あらためて、独り勝ちのスバルについて読み解いてみよう。


スバルは、安全機能などを消費者にPRするブランド戦略が成功し、米国での販売は9年連続で過去最高を更新する。
ただ、米国市場は減速の兆しも見せており、不安もあるという。

フル操業が続く生産ラインでは、SUV「アウトバック」や新型「インプレッサ」が、次々と組み立てられている。
このラインでは、昨年5月までトヨタ自動車の「カムリ」を委託生産していたが、わずか3週間で組み替えた。





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スバルの米国販売は今年3月まで5年以上連続で前年同月を上回り、2017年はリーマン・ショック前の約3倍の67万台を見込む。
販売店の在庫は約1カ月分と業界水準の半分ほど。販売店からは工場を増強してもまだ足りないと言われている。

インディアナ州の工場に5億ドル(約550億円)を投じ、生産能力は年約40万台に倍増。エンジンの組み立てラインを延ばしたり、部品供給の方法を工夫したりと『ちょこっと能増』と呼ぶ努力を重ねてきた結果だという。18年までに、さらに年4万台分、生産能力を引き上げる。

米国では、原油安で消費者が燃費をあまり重視しなくなり、SUVなど大型車が人気。スバルは四輪駆動で悪路などに強い商品イメージを生かし、車体を大きくするなど米国市場に的を絞った戦略で成功した。

日本市場で人気を集めた衝突予防運転支援システムを米国でもPRし、ニッチ向けだったスバル車が今や市場の主流になりつつあるという。




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世界販売台数が年100万台規模で、経営資源が限られるスバルにとって、販売台数の6割を占める米国への集中戦略は、生き残りをかけた選択といえよう。
コストがかさむ環境技術では、出資を受けるトヨタ自動車の協力を仰ぎ、12年には国内市場の中心を占める軽自動車の生産から撤退した。

ただ、今年に入ると米新車販売は3カ月連続で前年を割り込み、減速傾向が鮮明になった。人気が落ちたセダンなどの比率が高い日系メーカーは、値引きの原資となる販売店への奨励金を1台2千~4千ドルまで積み増す。スバルの奨励金は今のところ業界最低水準の1千ドルほどだが、ライバルの値引き競争が激しくなれば、ブランド力がより厳しく問われることになる。

保護主義を掲げるトランプ政権の動向も見通せない。国内生産の5割を米国へ輸出するスバルにとって、政権が検討している「国境での課税調整」が実施され、日本からの輸出がしにくくなれば打撃は大きい。

海外での現地生産拠点は米インディアナ州の工場だけしかないため、国際情勢にあわせた為替の変動で収益が大きく左右される弱点も依然として残る。







☆☆☆やんジーのつぶやき
スバル製造「トヨタ86」オーナーとしては、スバルの動向も気にかかる。
86が教えてくれたスバリストのこだわり。
今あらためて86との出会いの喜びに官能が疼いている。





































































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by my8686 | 2017-05-04 10:07 | 徒然なるままに | Trackback | Comments(0)