カテゴリ:挑発する建築&空間( 209 )

隈研吾の「ヴァンクーヴァー茶室」を読み解く

盆休明けの二日目。
17日午前の米株式市場で中国EC最大手アリババ集団が4日続伸して始まった。

一時166.85ドルと前日から7.35ドル(4.6%)上昇し、2014年9月のNYSE上場後の最高値を付けた。
17日発表した17年4~6月期決算が市場予想を上回る増収増益となったのを好感した買いが広がったという。




それはさておき、気分新たに隈研吾の新作を覗いてみよう。


ヴァンクーヴァーの屋上庭園の中に建つ、空中の茶室である。



c0352790_12561678.jpg

c0352790_12562919.jpg







4本の細い(100㎜×100㎜)鉄骨で屋根を支え、6畳の茶室空間は、いっさい壁を持たず、ガラスと障子だけで囲われている。



c0352790_12564181.jpg

c0352790_12565404.jpg




四周にはヒノキの板の縁側を張り出し、その外側には、茶庭を作り、飛び石をわたって、客はこの別世界へとアプローチする。





c0352790_12570618.jpg

c0352790_12572064.jpg





中心部の畳をはずすと、床は掘り下げられていて、そこには足を入れてテーブルを使っての会議やプレゼンテーションを行うこともできる。




c0352790_12573328.jpg

c0352790_12574619.jpg



わび茶を信奉する十六世紀の茶人が民家を芸術の原形として関心を持ち、その中に寂びた美をみつけて芸術という高さにまでに昇華させた「茶室」。





c0352790_12575939.jpg






隈研吾が新たな解釈でヴァンクーヴァーに創り出した空中の茶室。最小の空間の中に豊かな広がりが与えられた濃密な空間である。




c0352790_12581286.jpg








☆☆☆GGのつぶやき
旧来の格式や決まりごとから全てを解放し、自由な発想でガラスと障子のみで、いっさい壁を持たない、豊かな空間が創出されている。
己の終の棲家も、こうでありたい。






















































































[PR]

by my8686 | 2017-08-18 12:58 | 挑発する建築&空間 | Trackback | Comments(0)

「KOE+KDa」を読み解く

盆休2日目。午前中は庭木の剪定をする。伸びるにまかせたツゲをきれいに刈りそろえてやる。
すっきりと涼しげな景色となった。
それにしても強い照りかえしの中での作業は、体力を消耗する。
昨年は、電動トリマーを片手で操作していて危うく左手を切り落すところであった。
盆休に整形外科に駆け込むおなじ輩がふえるという。用心にこしたことはなし。



それはさておき、広島北部の片田舎に住んでいても情報として入ってくるのは、おしゃれな雑貨屋さんや飲食店などが集う街、自由が丘のニュース。

最近、そんな自由が丘の一角に、新たなスポットがオープンしたという。その名も、“KOE HOUSE(コエハウス)”。
“KOE”というブランドのライフスタイル型店だという。

“家”がコンセプトになっていて、洋服以外に雑貨などもあり、1階はサラダショップになっているという。




c0352790_16375282.jpg






あらためて、そのデザインをした建築家ユニットKDaを読み解いてみよう。


クライン・ダイサム・アーキテクツ(Klein Dytham architecture(KDa))は、建築家ユニット。
アトリエ系建築設計事務所。デサインスタジオ。イギリス出身のマーク・ダイサムと、イタリア出身のアストリッド・クラインで結成されている。





c0352790_16382743.jpg




日本の伊東豊雄建築設計事務所を経て、日本で事務所を設立。
1988年に来日し、現在まで、クリエイターたちの共有スペース「Deluxe」で、様々なイベントを仕掛けている。 建築、インテリアのほかに、プロダクトデザイン、その他ヴァージンアトランティック航空のためのイベントブースなど、ジャンルを超えたユニークな活動を行っている。



c0352790_16384912.jpg




YouTube Space Tokyo /東京の六本木ヒルズに新しくオープンした最先端のコンテンツ制作スペース。
構想段階から編集、アップロードまで、オリジナル動画コンテンツを制作するすべての YouTube クリエイターを支援するという。



c0352790_16390822.jpg






日本の玄関口・成田国際空港第2ターミナル内「GALLERY TOTO」。
ギャラリーのように、閑静で豊かな気分になれるトイレを体感できる。



c0352790_16392121.jpg







Google Japan本社のオフィスデザイン。
カラフルな色あいと社員食堂などの福利厚生施設の充実、そして毎年変化し続けるGoogleのオフィス環境に注目。




c0352790_16400272.jpg








☆☆☆GGのつぶやき
気になって覘いたKOE HOUSE。
そこから派生して現われたのは、官能を刺激してやまないKDaのワークスだった。




































































[PR]

by my8686 | 2017-08-12 16:40 | 挑発する建築&空間 | Trackback | Comments(0)

隈研吾の「ノバルティス上海キャンパス マルチファンクション棟」を読み解く

盆休初日。本日8/11から8/16まで盆休に入る。
六日間の休みをどう使うか、考えるだけでワクワクしてくる。
雇用継続7年目に感じる休暇のありがたみを強くかみしめる。働いているからこそ感じるOFFの解放感。
盆休後半には、大阪に転勤となった長男夫婦とその孫娘が帰省し、市内で別居中の次男も帰省する。
久しぶりに賑やかな休暇になりそうだ。



それはさておき、隈研吾のワークスである上海に建つ「マルチファンクション棟」を読み解いてみよう。


この計画は、ノバルティス社の上海新キャンパス計画の中心部に位置し、従業員や来客がともにアクセス可能なイベント、カフェ、ミーティングスペース等の機能を兼ね備えたマルチファンクション棟だという。





c0352790_07045453.jpg





キャンパスの大部分を占める研究棟やアドミニストレーション棟は都市的なスケールのハコ型の建築ヴォリューム群で成り立っているのに対し、それらに囲まれてできたランドスケープの中心に建つこのマルチファンクション棟は、キャンパスのユーザーが憩い、集うことのできる小さな「家」のような場となることを目指したという。





c0352790_07051964.jpg




ランドスケープの中央に建つ唯一の低層建築であるため、キャンパス内の各棟からはこの建物の折り紙のような形状の緑化屋根を見下ろすことができ、緑とサスティナブルな生活を提起するランドマークとなっている。





c0352790_07054757.jpg





主要構造は、米松(ダグラス・ファー)の集成材によるV字の柱とラティス状の梁の組み合わせによる、樹木のようなオーガニックな構造が室内にそのまま露出し、「家」の屋根を形成している。





c0352790_07060581.jpg





この大きな屋根の下に、様々な家具のデザインと配置によって、キャンパスを利用する人々のための「集い」の場所が用意されている。






c0352790_07061818.jpg





さらに、ノバルティス社について見てみよう。


ノバルティスはスイス、アメリカなど世界各地に研究拠点を置き、循環器、がん、糖尿病、感染症、免疫疾患、神経疾患、筋骨格疾患、消化器疾患、呼吸器疾患、ゲノム創薬などさまざまな分野の創薬研究を続けており、様々な研究キャリアをもつ研究者たちが、異なった切り口から研究を展開することにより、シナジー効果の最大化をはかっている。





c0352790_07063783.jpg






あらためて、世界各国に置かれた研究機関を見てみることにしよう。


■ノバルティス バイオメディカル研究所

創薬を目的とした研究部門は、Novartis Institute for Biomedical Researchとして、アメリカのケンブリッジにある本部により統括されている。世界の研究拠点で約6,000人の研究者が連携し、新規化合物の創出を進めている。

医療ニーズが満たされない疾患で、原因と発祥のメカニズムが分子レベルで解明されているものにフォーカスし、早期にPoC(Proof of Concept)試験を実施することで、新規化合物をより効率的に製品化することを目指している。




c0352790_07071061.jpg





■ノバルティス熱帯病研究所

シンガポールの新しいバイオポリス研究施設内にあるノバルティス熱帯病研究所では、デング熱および薬剤耐性結核をはじめ、今まで顧みられてこなかった疾患に焦点を当て、生物医学的な応用研究に取り組んでいる。



c0352790_07073800.jpg






■ノバルティス熱帯病研究所

アメリカのラ・ホヤを拠点とし、創薬を目的とした生物や疾病のメカニズムの解明のために、化学、生物学、機械化や情報科学の革新的な技術を開発・応用している。




c0352790_07075053.jpg






■ノバルティス研究財団 ゲノム研究所 (GNF)

スイスのバーゼルを拠点とし、1970年の創立以来、基礎生物学、特にエピジェネティクス、生育調節、神経生物学の研究に注力している。




c0352790_07080854.jpg







☆☆☆GGのつぶやき
これほど多岐にわたる創薬研究がなされているとは想像していなかった。
現在、尿酸値を下げる薬を長期にわたり飲んでいる身としては、さらなるシナジー効果を期待したい。





























































































[PR]

by my8686 | 2017-08-11 08:11 | 挑発する建築&空間 | Trackback | Comments(0)

隈研吾の「ジャパンハウス サンパウロ」を読み解く

盆休前日の木曜日。
外務省による日本文化の海外発信拠点としてスタートしたJapan Houseプロジェクトの第一号を読み解いてみよう。



c0352790_09085553.jpg




サンパウロの中心街パウリスタ通りに面する銀行の支店を改修し、木のファサードと和紙のインテリアを持つ、暖かな「家」を、大都市の中に出現させたという。





c0352790_09090856.jpg




都市の中に森が生まれたようなファサードは、木曾ヒノキの線材を組み、カーボンファイバーで補強することで実現させている。





c0352790_09092374.jpg




インテリアにはアルミ製エキスパンドメタルを和紙の原料となる液体状のコウゾに漬けて作られた、和紙のテクスチャーを持つメッシュで覆われ、現代的でありながらも、和を感じさせる透明な空間が生まれた。





c0352790_09093787.jpg




ミュージアム、レクチャースペース、ショップ、レストランからなる複合的空間は、サンパウロの新しい観光スポットとなった。





c0352790_09095524.jpg






☆☆☆GGのつぶやき
木曾ヒノキをカーボンファイバーで補強したファサードが目を奪う。
激しく蠢く線材の森。
これを森に見立てる感性に乾杯したい。











































































[PR]

by my8686 | 2017-08-10 09:12 | 挑発する建築&空間 | Trackback | Comments(0)

「le coq sportif avant HARAJUKU」を読み解く

今年3月、原宿にオープンした「le coq sportif avant HARAJUKU」を読み解いてみよう。




c0352790_15145517.jpg



ショップデザインは、SUPPOSE DESIGN OFFICE。
老舗である「le coq sportif avant」をどう料理したのか。大いに興味の湧くショップである。


フランス発スポーツブランド「le coq sportif」が衣食住にこだわりを持つ都市生活者の男女をターゲットにして健康的でアクティブなライフスタイルを提案するという「le coq sportif avant HARAJUKU」。





c0352790_15151649.jpg



“le urban style”を中心に、フランスやサイクリングからインスパイアされた雑貨・フードなどを取り揃えた「CONVENIENCE MART」や「EGG STAND」が併設されている。
健康的でアクティブなサイクル・ライフスタイルを提案していく新スポットだという。





c0352790_15152728.jpg




卵をテーマにしたフードやドリンクを提供するテイクアウトスタンド「EGG STAND」は、手軽でありながら、高品質な卵料理をテイクアウトメニューとして提供したいという思いから誕生した。





c0352790_15153945.jpg




フランスで45年以上にわたりミシュランガイドの最高評価である三ツ星に輝き続けるレストラン「メゾン・トロワグロ」で、アジア人初となるシェフパティシエに抜擢され世界の美食家をうならせた日本では数少ない世界的パティシエ後藤裕一氏を監修役に迎え、代官山の人気ベーカリーGARDEN HOUSE CRAFTSが製造。




c0352790_15181688.jpg



高品質でありながらリーズナブルな価格のメニューを揃えたという。

すべての卵料理には、昭和29年創業の稲見商店が手掛ける那須御養卵が使用されている。那須御養卵は、甘みが強く艶があり、しっかりとした味わいが特徴の評判の卵だ。
ふっくりと盛り上がった黄味は箸でつまんでも割れることなく持ち上げることができるほどしっかりとしている。

メニューには、フランスで伝統的に愛されているブリオッシュ生地でエッグジャムとリッチなバターを包んだ「EGG CREAMPAN」など卵の風味が感じられる「EGG SOFT-CREAM」や「EGG SHAKE」などがラインナップされている。

さらに、スイーツ系から食事系メニューまで楽しめるという。


「ルコック+自転車+生活」という三つのキーワードから生まれた新しい業態である。
そこから都市生活者のためのショップ、コンビニエンスマートとエッグスタンドがクロスオーバーしたという。




c0352790_15162369.jpg











☆☆☆GGのつぶやき
フランス発のスポーツブランドショップに鮮度を感じた。
自転車を軸とした遊べる空間と高品質なベーカリーに食欲が騒ぐ。
コンビニのフランクさもロードバイカーには嬉しい。
































































[PR]

by my8686 | 2017-08-09 15:16 | 挑発する建築&空間 | Trackback | Comments(0)

「GALLO GARAGE 3」を読み解く

神戸三宮に「GALLO GARAGE」3号店がオープンした。




c0352790_09162403.jpg





その毒々しくも愉しい空間に官能がざわめく。
設計は、アンデザイン キンヒロアキ。 






c0352790_09163711.jpg




台風一過のあとふいに広瀬大志の現代詩が脳裏をよぎる。







持ち合わせている光景をすべて独り占めしたいから今日も。
屋根を直すと言って激しい雨だから死んだ。



c0352790_09165359.jpg



「死だけが充分な広がりを持つ」朝のうちからまた動きだすのは欲望の尺度なのか教えて誰か。
屋根を直すと言って激しい雨だから死んだ。




c0352790_09171934.jpg




だからどんどん先走っていくから追いつけないってそれでも。
屋根を直すと言って激しい雨だから死んだ。




c0352790_09173556.jpg



おまえが知りたいと望んでいる真理は地面を見つめてばかりいるから天体を隠す夜を根絶やしにしてやろう。
屋根を直すと言って激しい雨だから死んだ。





c0352790_09175326.jpg




さらに、広瀬大志の「草虫観」が空気を震わせた。



 

【草虫】

欲望そのものの奥深さではなく
そこを通過した先の
開放された静寂のようなものを
押し開いてみるとき
瓜の実に赤い蝶がとまっている





c0352790_09182550.jpg




昇華したにぎわいはすでに
一つの死の中で眠りにつき
ただ必ず至る




c0352790_09184045.jpg



草虫の
強く照らし出された
均衡の糸口だけが
意味ではなく
すがる形として在る




c0352790_09190156.jpg




神のかわりに生の汀で
人のいない
小刻みにふるえるその風景が
雨よ降れ青く晴れよ




c0352790_09191371.jpg








☆☆☆GGのつぶやき
空間に遊びつつルッコラトッピングに舌鼓をうつもよし。
薬味は岩塩とわさびがよい。


































































[PR]

by my8686 | 2017-08-08 08:08 | 挑発する建築&空間 | Trackback | Comments(0)

隈研吾の「明治神宮ミュージアム」を読み解く

明治神宮の参道のひとつの象徴、神橋の脇に、森と溶け合うように計画された、新しいミュージアムである。





c0352790_09141904.jpg





明治神宮の森は、わずか百年間で荒れ地から生み出された、原生林とみまがう、深い森である。





c0352790_09143504.jpg





この森の木立の中に、木の葉のような薄い屋根を、敷地の勾配に沿って漂わせようと考えられた。






c0352790_13265796.jpg






縦ルーバーとガラスとで構成される外壁も、木立のリズムと共振し、消えてゆくよう設計された。







c0352790_09145029.jpg






同じ境内に建つ近江新太郎設計の宝物殿より、明治神宮鎮座百年事業の一環として、御祭神ゆかりの品々を移し、収蔵・展示するという。






☆☆☆GGのつぶやき
神宮という聖域に佇むと官能が不思議な鎮まりかたをする。
神々しく神の宿るパワースポットに新たなミュージアムが出現する日を楽しみに待ちたい。



































































[PR]

by my8686 | 2017-08-07 13:27 | 挑発する建築&空間 | Trackback | Comments(0)

隈研吾の「Water/Stone」を読み解く

東日本のとある湖に向かう斜面地に、日本庭園と一体化したヴィラが建てられている。




c0352790_13023964.jpg





あらためて、その内容を読み解いてみよう。


一棟の大きな建物をたてるのではなく、機能に応じて5棟に分割して、完全に別棟化することによって、建築を複雑な地形へとなじませることが可能となり、村のようなヒューマンな雰囲気が創り出されている。




c0352790_13042086.jpg

c0352790_13043290.jpg

c0352790_13044257.jpg





5棟にはそれぞれ別のデザインを与えられながら、多様性の中のハーモニーが実現されている。






c0352790_13045831.jpg

c0352790_13051066.jpg





各棟と斜面との間のランドスケープデザインには特に気を配り、水盤、石組などの建築でもなく大自然でもない、中間的ヴォキャブラリーを用いて、屋根の勾配やエッジの薄さによって統一感を与え、大地と建築との調停が図られている。






c0352790_13052796.jpg




c0352790_13054058.jpg







☆☆☆GGのつぶやき
多様性の中のハーモニーが良い。
大地と一体化した5棟のヴィラで、さてさて、何に興じよう。
各部屋に置きたいものは、耽読した昔の書物と古いレコード。
さらに朗々と鳴らすJBLのバックロードホーンスピーカーを置こう。

























































[PR]

by my8686 | 2017-08-04 13:06 | 挑発する建築&空間 | Trackback | Comments(0)

隈研吾の「INIAD HUB-1」を読み解く

今年2月に発表されたINIAD Toyo(東洋大学情報連携学部)の教育施設である。
ネットワーク時代の新しい教育を模索する教育施設で、知識の受け取りはすべてオンラインで行い、赤羽台キャンパスは手を動かす実習の場となっている。




c0352790_16321539.jpg





あらためて、その内容を読み解いてみよう。


世界最先端のIOTキャンパスをめざし、デザインにおいてもユビキタスコンピューティングの自由で開かれた環境を、建築に翻訳したという。




c0352790_16323079.jpg




木のパターンをアルミパネルに直接印刷して作られた、新しい質感を持つパネルを用いて、粒子をランダムにばら撒いたような、自由なファサードが作られている。




c0352790_16324320.jpg




このパネルは、太陽のコントロール、空調屋外棟の隠蔽などの役割を果たすだけではなく、転写された木のパターンが、従来のキャンパスにはない、ヒューマンで暖かい空気感を生成している。




c0352790_16325539.jpg





因みに、INIAD Toyoでは、バッテリーレス・フレキシブルビーコンをIoT環境の一部として採用している。

キャンパスで使用するビーコンは、学生が自由に設置し容易に移設が可能で、デザイン建築のキャンパスを邪魔しないよう、電源設備が不要でかつ小型で凹凸の少ないデザインとなっている。





c0352790_16330914.jpg





バッテリーレス・フレキシブルビーコンは、一定以上の光を当てれば電波発信を開始する分かりやすさと、万が一接触した場合にも怪我をするおそれの少ない柔らかい素材が採用されている。





c0352790_16332120.jpg




内蔵した太陽光パネルで発電するため、電池交換が不要で、電池を使用しないため、発火・爆発することがない。

また、シリコンゴムで覆われており、自由に曲げることができるため、従来のビーコンでは実現が難しかった曲面への設置が可能となっている。





c0352790_16333215.jpg







☆☆☆GGのつぶやき
今朝、米国で手首にマイクロチップを埋め込む某会社のニュースを見た。
生体反応に恐怖を感じる派と利便性に躊躇なく埋め込む派に分かれていた。
バッテリーレス・フレキシブルビーコンがさらにマイクロ化されて人体に埋め込まれる時代もそう遠くないのであろう。































































[PR]

by my8686 | 2017-08-03 16:34 | 挑発する建築&空間 | Trackback | Comments(0)

スーパーポテト「コンラッド東京エグゼクティブラウンジ・リニューアルデザイン」を読み解く

コンラッド東京が3月11日にエグゼクティブラウンジをリニューアルオープンした。




c0352790_13212217.jpg




あらためて、東京湾と浜離宮恩賜庭園を望むベイビューのエリアにまで拡張されたリニューアルデザインを眺めてみよう。





東京都内にありながら、東京湾やレインボーブリッジなどが一望できる眺望のエグゼクティブラウンジでは、到着手続きから出発手続きまでを行う。
このエグゼクティブラウンジを訪れた海外からのゲストが、より日本を感じてもらえるよう、おもてなしの精神を具現化するべく、スタイリッシュな部分と日本的な部分とが調和した空間を目指したという。




c0352790_13213902.jpg





今回、現代日本のおもてなしを、来場者に体感してもらうことをテーマに、古来の日本と現代の日本の調和をコンセプトにし、古き良き日本と未来に向けて発展していく日本の調和が反映されたデザインを心掛けたという。
フロア内は、カジュアルに楽しんでもらえるように、民家をイメージしたつくりにし、玄関からリビング、ダイニング、キッチンと日本民家をゾーニングした造りになっている。





c0352790_13215050.jpg





また、日本のモノづくり文化も取り込み、暖炉を囲炉裏に見立て、石造りの囲炉裏を再現。石は鉄分を多く含み、錆が浮かび上がるような趣のあるものを使用し、暖を感じることができるものをフロアに配置している。





c0352790_13220431.jpg






入口のカウンターテーブルには、滋賀県産の欅を使用。浜離宮を眼下に眺める窓には、欄間を設置し、パッチワークのようにコラージュしたデザインを採用。
日本独自の素材や建築技法を使用することで、日本を身近に感じられる空間を作り出している。






c0352790_13221977.jpg





フロアは全77席を有し、セミプライベートな個室も用意。打ち合わせにも使えるような上品な空間に仕上がっている。






c0352790_13223542.jpg





ブッフェも兼ね備えたキッチンには、オープンスタイルの冷蔵庫を設置し、開閉することなく、飲み物などを楽しめるようになっている。開閉に必要なスペースもないため、ゆったりと食べ物や飲み物を選ぶことができという。






c0352790_13224859.jpg




新生エグゼクティブラウンジでは、エグゼクティブフロアのゲストのチェックイン/アウトに対応するほか、朝食、アフタヌーンティー、イブニングカクテルなどが無料で楽しめる。
また同宿泊プランには、29階「水月スパ&フィットネス」内フィットネスジムやプールの利用、そしてオールデイダイニング「セリーズ」またはルームサービスでの朝食も含まれている。





c0352790_13230173.jpg




エグゼクティブラウンジ・リニューアルオープンを記念し、宿泊プラン「おこもりスイート」を3月13日から12月30日までの期間限定で発売する。
このプランは、コンラッド東京が誇る5つのすべてのレストラン・バーの料理を、エグゼクティブフロアのスイートルームで、完全に「おこもり」状態で楽しめる内容となっている。





c0352790_13231624.jpg





料理はシェフ達が同プラン向けに特別にプロデュース。モダンフレンチ「コラージュ」のアミューズブーシュを始め、バー&ラウンジ「トゥエンティエイト」で人気のアフタヌーンティーアイテムに加え、「ヴーヴ・クリコ」のフルボトルのシャンパーニュのほか、ワインやソフトドリンクなど、コンラッド東京ならではの趣向をこらしたスペシャル・ルームサービス・メニューが用意されている。





c0352790_13233034.jpg




日々の喧騒を忘れ、スイートルームという贅沢で親密な空間で、誰にも邪魔されることなく上質な時間を過ごせる、贅を極めたこの宿泊プランは、通常の客室料金(2名利用、食事なし)との差額が一人1万円というスペシャルオファーとなっている。
二人だけの特別な時間を過ごしたい夫婦やカップル、おしゃべりがつきない女子会、ホテルの使い方を知り尽くした上級者の人々にぴったりな、コンラッド東京の魅力を存分に満喫できる、特別なエクスペリエンスだという。






c0352790_13234643.jpg








☆☆☆GGのつぶやき
スーパーポテト流のデザインが好きだ。
最先端を目指し、オリジナリティーにこだわり、表現の方向として日本という風土や伝統に根ざした仕事である。
杉本貴志氏が昔から語る、素材へのこだわり方が官能をいつも刺激する。
一度使用された鉄材や木材、自然石、あるいは解体された建物からの古レンガ等、日本古来の茶室や古建築に感じる風合感を空間の魅力の一つとして捉え直し、設計に取り入れる姿勢。
新しい自然。更に進めて水や雲、風や光の変化等、我々を取り巻く自然の移ろいをどう感じる事が出来るのかを模索し、その意思が深く掘り込まれた空間にいつも官能が反応していく。


























































[PR]

by my8686 | 2017-08-02 13:25 | 挑発する建築&空間 | Trackback | Comments(0)