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007 ル・コルビュジエ 「ナンジェセール・エ・コリ通りのアパート」

来年4月に予定されていた消費税率10%への引き上げが2019年10月まで2年半、再延期されることが決まった。
安倍首相は衆院を解散せず、夏の参院選に合わせた衆参同日選も見送ることで決着した。
首相は国会会期末の6月1日に記者会見を開き、こうした方針を正式表明するという。

消費増税をめぐっては、首相は14年にも、15年10月に予定していた消費増税を17年4月に1年半延期しており、今回は2回目の延期となる。
政府・与党は、秋の臨時国会にも増税時期を2年半延ばす消費増税法の改正案を提出する。

ただ消費増税を先送りすれば、所得が少ない高齢者や障害者への給付金、保育所の運営費など、増収分を充てるはずだった社会保障の財源を確保できるかが課題となる。
国と地方の借金が計1千兆円を超す厳しい財政状況を立て直すこともより難しくなる。

再び延期する必要性について、首相は30日の自民党役員会で、主要7カ国(G7)首脳会議(伊勢志摩サミット)に触れて「G7で新たな危機を回避するため、適時にすべての政策対応を行うことを合意した。あらゆる政策を総動員する新しい責任を負った」と説明。
その上で「消費税率10%への引き上げについて、2年半延期したい」と表明した。
これを受け、谷垣禎一幹事長は「一致して参院選に臨む態勢を築くことが重要」と首相の意向に沿って党内の意見集約を進める考えを示し、他の役員からも異論は出なかった。

野党は、「安全保障法制を強行成立と憲法改悪推進」「アベノミクス失敗」「国民の声に耳を傾けない強権的政治」の3点を挙げ内閣不信任決議案を31日に衆院に提出する構えだという。
民進の岡田代表も「消費税の引き上げ延期は、アベノミクスの失敗以外の何ものでもない」と語る。



それはさておき、本日はパリ近郊に建てられた ル・コルビュジエ の「ナンジェセール・エ・コリ通りのアパート」をみてみよう。


ナンジェセール・エ・コリ通りのアパート (Immeuble locatif à la Porte Molitor, Boulogne-Billancourt, 1931) は、1931年から1934年にかけてパリ近郊のブローニュ=ビヤンクールに建てられた集合住宅である。





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一番上の2階分にはル・コルビュジエのアトリエと住居があり、生涯を通じた住居となった。





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外観はスイス学生会館などに類似するが、ブローニュの森に近いという立地から建物には地元の規制が多く加えられ、設計時点での構想に比べると、ファサードに示された創意は限定的になった。




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また、屋上部分のメゾネット構想が、入居者不足などによる資金難から中止されるなど、法規制以外の要因による変更箇所も存在している。




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内部については、入居者個人の住環境の向上のためにバス、キッチンなどに加え、セントラルヒーティングや地下ガレージを整備し、使用人の住環境にも配慮した。



2009年の推薦時には「集合住宅」に分類されていた。








☆☆☆やんジーのつぶやき
ル・コルビュジエの生涯を通じた住居とアトリエにもなったアパート。
屋上部分のメゾネット構想が興味深い。
































































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by my8686 | 2016-05-31 15:33 | 挑発する建築&空間 | Trackback | Comments(0)

006 ル・コルビュジエ 「サヴォワ邸」

記念ドライブ旅行から戻った月曜日。
愛車86の官能を刺激する走りは、いつもどうり期待を裏切らないものだった。
オートマモードで軽く流して走る時も、パドルシフトを軽く操作するだけで心地よいブリッビング音を奏でてくれる。
ハイウェイの登り追い越しレーンにチェンジした時は、マニュアルモードにシフトして元気よく疾走してくれる。
意のままに、意思どうりに反応し官能を刺激するクルマ。
もうしばらく、こいつと走って行こう。



それはさておき、本日はフランスにあるル・コルビュジエの「サヴォワ邸」をみてみよう。


サヴォワ邸 (Villa Savoye et loge du jardinier, Poissy, 1928) は、1928年から1931年にパリ郊外のポワシーに建てられた邸宅で、行政官のサヴォワ夫妻が週末を過ごす別邸として依頼した。
この邸宅はル・コルビュジエの近代建築の五原則が集約された傑作として、高く評価されている。





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サヴォワ邸を支える柱は細く、あたかも白い直方体が空中に浮いているかのような印象を与える。
その直方体の下にある相対的に小さな1階部分は、車庫や使用人室などに当てられている。






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2階が主要な住居部分となっているが、そこは近代建築の五原則の一つである水平連続窓によって大きく開け放たれている。
全面ガラス張りでなく、あくまでも窓とすることで、周囲の広大な草地との連続性を意識しつつ、そこから切り離された空中の直方体に囲まれているという感覚が得られるようになっている。





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3階部分は、これも近代建築の五原則の一つである屋上庭園が実現されている。
この3階はスロープでつながれており、各階層ごとに全く異なる表情を楽しめるようになっている。





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ル・コルビュジエ自身が示していた見学プランは、最も外観が優れた北側から眺め、1階から入った後、スロープを使って2階、3階(屋上庭園)と順に見て回り、屋上庭園から1階まで続いている螺旋階段で降りるというものだった。





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ただし、屋根や庇を持たない直方体というデザインは、雨に弱いという欠点を持ち、サヴォワ夫妻が使い始めて間もなく、雨漏りに悩まされるようになったという。
サヴォワ夫妻とル・コルビュジエの良好な関係は建築費が2倍に膨らんだ時点でも維持されていたが、雨漏りをはじめとする様々な不具合の顕在化によって、訴訟沙汰になりかけた。

第二次世界大戦中にはナチスの干し草置き場に使われた。
戦後に取り壊しが議論された時には、当時閣僚を務めていたアンドレ・マルローが保存を強く主張したことで取り壊しが回避され、段階的な修復を経て現在に至っている。





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2009年の推薦時には「個人邸宅」に分類されていた。
2011年の推薦時には、19件の推薦資産の中で、提示されていた世界遺産登録基準全てに当てはまりうる唯一の資産として、ICOMOSに認められた。








☆☆☆やんジーのつぶやき
ル・コルビュジエの建築の中で、一番好きな建築である。
雨漏りは、御免こうむりたいが、現在の技術ならばクリアーできるであろう。
ナチスの干し草置き場になっていたとは、ここにも戦争の「負」の影が透けてみえてくる。

































































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by my8686 | 2016-05-30 16:20 | 挑発する建築&空間 | Trackback | Comments(0)

005 ル・コルビュジエ「ペサックの集合住宅」

島根への記念ドライブ最終日の5/29は、生憎の雨模様のなか松江城を見学する。
ランチは、宍道湖畔名物「鯛茶漬け」を堪能し、一路広島までの帰路につく。

だが、ここで事件勃発。
ナビの最短距離ルートを選択したのが原因で「秘境県道112号線」に分け入ってしまった。
江津市境付近から邑智郡邑南町へ抜ける暗い峠路。路面は小枝と小石が散乱し、離合はいっさいきかない。
獣以外走る気配のない山間の綴れ道。一瞬、山岳遭難した悪いシナリオが脳裏をよぎるも、なんとか走破して浜田道へ抜ける。
あのニュルで鍛えられ愛車86だからこそ突破できた峠道か。





それはさておき、フランスにあるル・コルビュジエの「ペサックの集合住宅」をみてみよう。


ペサックの集合住宅 (Cité Frugès, Pessac, 1924) は、ボルドー近郊のペサックに実現した集合住宅である。
シテ・フリュジェ (Cité Frugès) やフリュジェ近代街区 (Quartiers Modernes Frugès) などとも呼ばれる。





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1924年に、製糖工場の経営者であり、ル・コルビュジエの著作『建築をめざして』に共感していたアンリ・フリュジェの要請で建設された。




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フリュジェは工場労働者向けの住宅を多く建てることを望み、ル・コルビュジエはその建設に当たってシトロアン住宅の理念などにも通底していたテイラー主義的様式を適用した。


箱型住宅は、側面上部に突き出た階段がアクセントとなっている。
それは幾何学的デザインに人の動きを暗示する要素を加えて外観の変化を生み出そうとする試みであり、ル・コルビュジエの初期の構想にしばしば見られるものである。





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ル・コルビュジエはスケッチなどに箱型住宅が並ぶ都市景観を描くことがあったが、ペサックの集合住宅はそれを実現させた稀有な例である。
もっとも、ペサックには当初135戸が建設される予定だったが、実際には46戸にとどまった。






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景観に対する保守的な考えを持つ人々の干渉があったことや、現地の業者を起用しないことによる摩擦などによって、水道がなかなか整備されないなどのトラブルがあったのである。
また、ル・コルビュジエのこだわりによって建設費も大きく跳ね上がり、労働者住宅としては不適切な入居費になるなどして、実際に労働者が住む住宅街になるのには、賃料について配慮したルシュール法(1929年)の成立を待つ必要があった。






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人が実際に住むようになると、住民たちによってボルドー一帯に特有の屋根などを付け加えようとする動きも多年にわたって続いたが、現在は当初の姿に復元されている。


2009年の推薦時には「規格住宅」に分類されていた。








☆☆☆やんジーのつぶやき
ル・コルビュジエの著作『建築をめざして』は、学生時代に手にした難解な建築書であった。
「住宅は住むための機械」という言葉もその当時、俄かに理解できなかった。
「平面は基礎である。平面なしには、意図や表現の偉大さもなく、律動も立体も脈絡もない」
さらに、「芸術は通俗的な装飾であってはならない、贅沢な情婦であってはならない、芸術は本来高貴なものだ」と語る。
コルビュジエは芸術について熱く語りながら、その言葉と矛盾するかのような工業への憧憬を抱いた。
このアンビバレンツな姿勢こそ<芸術>と<工業>、<美>と<機能>という二重性を抱える建築を体現したのである。



























































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by my8686 | 2016-05-29 08:06 | 挑発する建築&空間 | Trackback | Comments(0)

004 ル・コルビュジエ「ラ・ロッシュ=ジャンヌレ邸」

5/28の朝は、島根にある「風の国」のホテルでむかえる。
朝食のあと「風の国」にあるグランドゴルフ場で軽くプレーする。
早朝の澄んだ空気が心地よく頬をなでた。

早めにチェックアウトして向かった先は、「カヌーの里おおち」。
島根県邑智郡美郷町にある静かな江の川でカヌーの初体験をする。
30分程度の基本レクチャーのあと、自由にパドルを操作して「前進、止まる、曲がる、後進、回転する、横に移動する」をくりかえす。
パドル操作(漕ぎ方)は専門的には、フォワードストローク(前漕ぎ)、ストッピング(止まる)、スターンラダー(後ろ舵とり)、リバースストローク(後ろ漕ぎ)、スウィープストローク(曲げ漕ぎ)、ドローストローク(寄せ漕ぎ)というそうだ。
パドルの漕ぎ方で多様な動きができることに感動しつつ官能が興奮していく。
まるでFRスポーツカーをハンドルひとつで多様なドリフト走行に誘う、それに似た感覚だ。
カヌーと一体感、自由に水の上を移動することにあらためて興奮した一日。

この日の宿泊は、宍道湖畔に佇む美食の宿「松平閣」。
まったりと温泉につかり、美食を堪能した夜である。



それはさておき、フランス各地に残されているル・コルビュジエが関わった建造物群をみていこう。


フランス (France) には各地にル・コルビュジエが関わった建造物群が残されているが、そのうち10件が推薦されている。
2009年の推薦時には14件だったが、2011年の推薦を前にクック邸と救世軍難民院が除外、2016年審議に向けた推薦の際にスイス学生会館とジャウル邸が除外された。

ラ・ロッシュ=ジャンヌレ邸 (Maisons La Roche et Jeanneret, Paris, 1923) は、1923年から1925年に建てられたパリの2世帯住宅で、現在はル・コルビュジエ財団の本部が入っている。




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晩年のル・コルビュジエは、自分にとって重要だった邸宅として、この建物を挙げていた。
依頼主は『レスプリ・ヌーヴォー』誌の支援者でもあった銀行家のラウル・ラ・ロッシュ (Raoul La Roche) と、ル・コルビュジエの実兄にあたる音楽家アルベール・ジャンヌレ (Albert Jeanneret) である。





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ラ・ロッシュは終始ル・コルビュジエと良好な関係を保った顧客であり、この建物もル・コルビュジエは自由に建設することが出来た。
ル・コルビュジエが近代建築の五原則を発表するのは1926年のことだが、この建物ではそれに先立って水平連続窓が実現している。





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この点は、ラ・ロッシュ=ジャンヌレ邸の重要性として、しばしば指摘されている。
内部では、シトロアン住宅を基調として、吹き抜けのあるホール、緩やかに湾曲した壁面やそれに付随するスロープなど、多彩な空間が展開している。





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ル・コルビュジエ自身は、こうした空間の多様性を「建築的プロムナード」と呼んでおり、建物の中を歩いて新しい表現の数々を鑑賞することに特色があるとしていた。
その一方で、様々な要素を盛り込んだことで、かえって全体としての印象が、部分ごとの印象に比べて不鮮明になっているという指摘もある。

2009年の推薦時には「個人邸宅」に分類されていた。







☆☆☆やんジーのつぶやき
緩やかに湾曲した壁面とそれに付随するスロープの存在が印象的だった。
「建築的プロムナード」の言葉に官能が疼いたことを思いだす。








































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by my8686 | 2016-05-28 08:06 | 挑発する建築&空間 | Trackback | Comments(0)

003 ル・コルビュジエ「ギエット邸」

5/27は、オバマ米大統領が被爆地・広島を訪れた歴史的記念日である。
そして、我結婚記念日でもあり自分自身の誕生日とも重なる。

この日早朝、島根県に向け記念ドライブ旅行へと愛車を駆る。
目的地は、かなぎにあるウェスタンライディングパークでの記念乗馬。
約1年半の乗馬ブランクがあるものの、馬の背中に乗ると身体が心地よく反応しはじめた。
屋内でのレッスンのあと、馬場の外を軽く走る。
気持ちの良い汗であった。

宿泊は、近くにある「風の国」へ。リゾートスパで気持ちの良い気分転換ができた。

それはさておき、ベルギー (Belgique) から世界文化遺産登録に推薦されたル・コルビュジエの建築作品である「ギエット邸」を見てみよう。



ベルギーではブリュッセル万国博覧会(1958年)に際してフィリップス館の設計を手がけたものの、そちらは現存しない。
ギエット邸 (Maison Guiette, Anvers, Région flamande, 1926) は、ベルギーのアントウェルペンで1926年から1927年にかけて、画家ルネ・ギエットの依頼で建てられた邸宅である。




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せまい敷地の中で建造された3階建ての箱型住宅は、ヴァイセンホフの住宅とともに、シトロアン住宅の構想に比較的忠実に建てられた数少ない例と認識されている。





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近代建築の五原則の「自由なファサード」の典型とも言われるファサードを持つが、その左右非対称の窓をはじめとするファサードの構成や色彩に関する特徴として、当時のオランダの芸術運動であり、幾何学的抽象芸術を志向するデ・ステイルの影響が指摘されている。





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ことに色彩については、ル・コルビュジエは唯一の現地訪問の際に詳細に色番号の指定を行うという形で、強いこだわりを見せた。





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2009年の推薦時には「アトリエ」に分類されていた。










☆☆☆やんジーのつぶやき
コルビュジェの愛車は「ヴォアザン」だった。
ヴォアザンを作ったのはガブリエル • ヴォアザンで、彼も建築出身で、まだ馬車の延長的存在だった自動車を、実用的な乗り物へと発展させた人物。
「ヴォアザン」は高品質で高性能でありながら、装飾がなく簡素で、形態や構造が合理的であり、建築的な設計思想を導入した初めての自動車だった。
コルビュジェ自身が追求していた機能主義建築の考え方と一致していたため、この車を高く評価したと言われている。
























































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by my8686 | 2016-05-27 08:06 | 挑発する建築&空間 | Trackback | Comments(0)

002 ル・コルビュジエ「クルチェット邸」

本日26日、8年ぶりに日本で開く主要7カ国(G7)首脳会議(伊勢志摩サミット)が開幕される。議長を務める安倍晋三首相は、世界経済を下支えするため、協調して景気対策などの財政出動に取り組む姿勢を打ち出したい考えで、先進国がどこまで足並みをそろえられるかが焦点となる。

G7を構成する日米欧は、市場に出回るお金を増やすことで景気を良くしようとする大規模な金融緩和に取り組んでいる。
それでも、世界経済は中国など新興国を中心に減速しつつあることから、27日に採択する首脳宣言では、先進国が協調して財政支出を増やしたり、中長期的な経済成長を促す構造改革に取り組んだりする姿勢を明確にすることをめざしている。

ただ、仙台市で開いたG7財務相・中央銀行総裁会議では、財政規律を重んじるドイツと英国が財政支出の拡大に慎重な姿勢を崩さなかった。
首脳間の話し合いでも進展しなければ、金融・財政政策と構造改革を「各国の事情に応じて進める」ことの確認にとどまる可能性がある。

政治・外交分野では、水際対策の強化を盛り込んだテロ対策行動計画をまとめる。
難民問題では、日本もシリア難民を留学生として受け入れる方針だという。




さて本日は、アルゼンチン (Argentine) から世界文化遺産登録に推薦されたル・コルビュジエの建築作品である「クルチェット邸」を見てみよう。



クルチェット邸 (Maison du Docteur Curutchet, La Plata, 1949) は、アルゼンチンのブエノスアイレス州都ラ・プラタに建てられた邸宅である。





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依頼者のペドロ・ドミンゴ・クルチェット (Pedro Domingo Curutchet) は外科医であり、邸宅は住居と診療所を兼ねている。
ル・コルビュジエの建築は世界各地に現存するが、南アメリカ大陸で実際に建てられた住宅は、このクルチェット邸が唯一である。




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アルゼンチンの建築家アマンシオ・ウィリアムス (Amancio Williams) がその建設に大きく寄与し、ウィリアムスの離脱後はサイモン・ウンガース (Simon Ungars) が協力した。





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住宅密集地の広いとはいえない敷地でアルゼンチンの暑い気候に対応させるため、ブリーズ・ソレイユ(日除け格子)に工夫を凝らした。






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陰が出来る中庭の周囲に建物をU字型に配置する地元特有のスタイル(ル・コルビュジエはこれを「ソーセージ」と呼んだ)を取り入れた4階建てにするなどの配慮が行なわれている。






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2009年の推薦時には「個人邸宅」に分類されていた。









☆☆☆やんジーのつぶやき
4階建てのモダンな佇まいに官能が反応する。
アルゼンチンの照りつける光に対応させたブリーズ・ソレイユが眩しく煌めいていた。





















































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by my8686 | 2016-05-26 11:15 | 挑発する建築&空間 | Trackback | Comments(0)

001 ル・コルビュジエ「ヴァイセンホフ・ジードルングの住宅」

世界有数のタックスヘイブン(租税回避地)として知られる英領ケイマン諸島への日本からの証券投資が増え続けている。
日本銀行が24日公表した国際収支統計によると、2015年末時点の残高は前年比約2割増の74兆4千億円で、05年末時点から10年間で2倍超になった。
データが残る1996年以降で最高だった。

「証券投資」は日本の企業や機関投資家、富裕層が、現地に設立された会社の株式や債券、投資ファンドにお金を投じた額。
日銀が公表している中では、米国債を中心とした米国への投資(165兆円)に次いで2番目に大きい。フランスや英国を上回る。

ケイマンはカリブ海に浮かぶ島々で人口は6万人弱。
法人税やキャピタルゲイン(金融資産などの値上がり益)への課税がない点が注目されるが、金融ビジネスで重視されるのはむしろ、投資を集める子会社やファンドを匿名性の高いかたちで手軽に作れる点だ。

アベノミクスの効果で大企業を中心に企業収益は好調。日銀の大規模な金融緩和政策によってお金が市場にあふれている。ただお金は国内で有効な投資先に回らず、一部が海外金融資産に向けられている格好だ。

しかし、金融危機時には大きな損失を生む可能性がある。実際、08年のリーマン・ショック時には投資額が落ち込んだ。「複雑で高利回りの金融商品に比重を置きすぎると、金融危機の発生時に危機を助長する恐れがある」という指摘もある。

一方、ケイマン籍の会社などを利用して資産を隠そうとした国内の富裕層が、国税当局に申告漏れを指摘された例もある。ある国税庁OBは「一部の富裕層の中にはペーパーカンパニーをたくさん作って資産を隠し、収益を日本の税務当局に適切に申告していない人もいる」という。





さて、本日からしばらく、世界文化遺産登録の見通しがついたという、ル・コルビュジエの世界各国にある建築作品をひとつひとつ見ていこう。


ル・コルビュジエ財団では、国名順に並べ、同一国内は建築年順に並べるという形式を採用している。
その順番に準拠して、内容をみていこう。



■ドイツ
ドイツ (Allemagne) から推薦されているのは1件のみである。

ヴァイセンホフ・ジードルングの住宅 (Maisons de la Weissenhof-Siedlung, Stuttgart, 1927)
ドイツのシュトゥットガルトで1927年に開催されたジードルングの住宅展に出展された住居。





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主催者のドイツ工作連盟の責任者ミース・ファン・デル・ローエの希望でル・コルビュジエが招聘され、それに応えて彼は1世帯用と2世帯用の2軒の住宅を建てた。
彼は前年に「近代建築の五原則」を打ち出しており、ヴァイセンホフの住宅群にはその要素を見出すことが出来る。







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彼は空中に浮かんでいるかのような直方体をこの建物で本格的に実現させた。
ただし、すぐ後に続くサヴォワ邸(1928年)と異なり、背面に回るとありふれた壁面しか見えなくなる。
この点で、同じ「空中の直方体」でも、ほぼどの方向からもそれが強調されるサヴォワ邸とは趣きが異なっている。





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建設当初、その空中の直方体などに対し、非現実的あるいはロマン的すぎるデザインであるとか、不自然な形態の強要であるといった批判が寄せられた。
また、出展された17人の作品のうち、単位面積あたりの建築費が最高額となった点も、想定する顧客の社会層の点で批判されたという。

2009年の推薦時には「規格住宅」に分類されていた。






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☆☆☆やんジーのつぶやき
Les 5 points d'une architecture nouvelle.

1.ピロティ
2.屋上庭園
3.自由な平面
4.水平連続窓
5.自由な立面

このシンプルな五原則に官能が震えた学生時代。
時代に抗いつつも、ル・コルビュジエの図面集をトレースすることで、精神の安定をもとめていたのだろうか。
まるで、写経にも似た貴重な時間だった。












































































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by my8686 | 2016-05-25 10:13 | 挑発する建築&空間 | Trackback | Comments(0)

京都国際ホテル ステーキハウス近江

2015年の合計特殊出生率は1・46で、前年を0・04ポイント上回った。厚生労働省が23日に発表した人口動態統計でわかった。
人口を維持するのに必要とされる2・07にはほど遠く、今後も人口減は続く見通しだという。

合計特殊出生率は1人の女性が生涯に産むと見込まれる子どもの数。その年の15~49歳の女性が産んだ子どもの数を元に計算される。
05年の1・26を底に回復傾向にあるが、14年は9年ぶりに下落。15年は上昇に転じたものの、依然として低い水準にある。

15年に生まれた子どもは100万5656人で、5年ぶりに増加。厚労省の担当者は「13~14年は経済状況が好転し、先行きが明るいと思った若い世代が新しい家族を望んだのではないか」とみている。
ただ、過去最少だった14年から2117人の増加にとどまり、過去2番目に少ない。

死亡数は129万428人で戦後最多。
出生数から死亡数を引いた自然減は28万4772人。前年と比べた減少幅は過去最大で、人口減に歯止めがかかっていない。




さて本日は、隈研吾のインテリアワークである「京都国際ホテル ステーキハウス近江」をみてみよう。




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建築家吉村順三によって設計された二条城前に建つ京都国際ホテル1Fをステーキハウスへと改修。





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庭の中に建つ「離れ」の趣を創造するため、路地状の外部空間を挿入して、ホテル本体からレストランを切り離したという。





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京都の竹職人による簾虫籠(スムシコ)と呼ばれるスクリーン、特殊な酸化剤で色ムラをつけた真鍮製のレンジフード、タイベックス製の光壁など、伝統と新しい技術とのコラボレーションによって、吉村順三が試みたモダニズムと日本の遭遇を、再体験することができる。




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☆☆☆やんジーのつぶやき
京都の竹職人による簾虫籠などは、今残すべき日本遺産であろう。
隈研吾が推進している日本の素材を使った職人の技は、現代建築が無残にも捨ててきた部分。
日本の技術で創りあげた我愛車86の存在も見逃せない。
 













































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by my8686 | 2016-05-24 14:12 | 挑発する建築&空間 | Trackback | Comments(0)

パルス・テルメホテル スイートルーム

昨日は、ビンディングシューズ×ビンディングペダルの初デビューをはたす。
踏み込む力に加え、引き上げる力が駆動部に伝達できる。
シューズがペダルに固定されることで一体感がこれほどあがるとは驚く。
ただし、着脱に慣れるまでは「立ちごけ」の危険に注意がいる。
初デビューした昨日、愛車86の待つ駐車場で早速「立ちごけ」をしてしまった。
左膝を少し擦り剥いてしまったが、洗礼と思えばいたしかたあるまい。



さて本日は、隈研吾の最新作「パルス・テルメホテル スイートルーム」をみてみよう。


スイス パルス
2015年8月
宿泊施設
500㎡




パルス・テルメホテルの最上階に、家のような形態のペントハウスを改築した。




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パルス・ストーンを床に用いることで空中に大地を再現し、その上に木でできた家が並んでいる構成とした。





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ユニットとユニットその間に隙間を設けることで、それぞれのユニットが家としての独立性を与えることができた。






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さらに、谷川雁の現代詩とともにみてみよう。




薔薇のゆくえ

        ばらは さだめ しり
        かぜと でかけ た
        まちも むらも ない
        いしの あれの で
        ばらは かたち とけ
        うたに なった よ






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        うたは かおり すい
        つばさ ひろげ た
        ほしも みずも ない
        いわの はざま で
        うたは くだけ ちり
        ゆきに なった よ






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忘れ雪

       あでやかに 雪ふりつむ
       にれの木は ひとのすがた
       白いもの いのちあれと
       すすりなく 沢の岸べ
       こずえの巣 主かえらず
       忘れ雪 かがやいて







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      岩かげに 淡雪ふり
      遠つ世の 舟のかたち
      さけられぬ ちから知れと
      しるし舞う 昼は長けて
      すきとおり ただほほえむ
      ふたばにも 忘れ雪








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☆☆☆やんジーのつぶやき
空中に再現された大地。
スイスの異郷でみる雪景色になにをみる。












































































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by my8686 | 2016-05-23 14:59 | 挑発する建築&空間 | Trackback | Comments(0)

FFの後継モデル「フェラーリGTC4Lusso」日本デビュー

日曜の休日の朝は、久しぶりにフェラーリの話題をみてみよう。


2016年のジュネーブ モーターショーでワールドプレミアされた4シーターのニューモデル、「GTC4 Lusso」 が早くも日本で発表された。



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フェラーリ初の4輪駆動モデル、「フェラーリ フォー(FF)」の後継モデルで、注目の価格は3,470万円。
今年12月以降に日本でのデリバリーを開始する予定だという。



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あらためて、その内容をみてみよう。


ビッグネーミングのリバイバル

フェラーリ初の4輪駆動モデル、「フェラーリ フォー(FF)」が登場したのは2011年のジュネーブ モーターショーだった。




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このモデルは、フェラーリが伝統的にラインナップする4シーターモデルの最新作であり、「612スカリエッティ」の実質的な後継モデルである。
フェラーリのトップレンジに位置するモデルらしく、フロントに搭載されるのは珠玉ともいうべき伝統のV12エンジン。




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これを筆頭に、シューティングブレイクとフェラーリが称するこれまでのフェラーリにはない斬新なハッチバックデザインや前述の4輪駆動システムなど、革新的メカニズムを採用するモデルとしてデビューを果たした。




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「GTC4Lusso」は、分かりやすくいえばFFのビッグマイナーチェンジ版である。
新たに与えられた「GTC4Lusso」というネーミングは、フェラーリが1960から70年代に送り出したラグジュアリーGTに名付けられた「GTC」という名称のリバイバルであり、フェラーリ ファンであれば、特に1971年にデビューした「365GTC4」を思い出すはずだ。





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GTC4Lussoに用いられる「GT」は、その名のとおりグランツーリズモの頭文字で、かつての「365GTC4」ではそれに続く「C」がクーペを、「4」は4シーターを意味したが、GTC4Lussoではそうした意味に加え、「グランツーリズモ」+「クーペ」+「4輪駆動」を示すと解釈されている。
ちなみに「Lusso」とは、イタリア語でぜいたくを意味する。
つまり、フェラーリの最上級4シーターGTがこのGTC4Lussoなのである。




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V12エンジンは30psアップの690psを発揮

記念すべきジャパンプレミアの会場では、フェラーリの極東・中東エリアのディーター クネヒテル統括CEOが登壇。
GTC4Lussoの車両説明を行った。



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「GTC4Lussoは、330GTCや250GT Berlinetta Lussoという名車からその名を引き継いだ4シーター フェラーリの最新モデルです。
330GTCが誕生した1966年に、フェラーリは日本で初めて販売拠点を構えました。
折しも今年はその年から数えて50周年を迎えます。フェラーリはこの50年間、デザインや性能に一切妥協することなく、日本のユーザーに最高峰のクルマの数々をお届けしてきました。」
クネヒテル氏は冒頭でコメントした。



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さらに「今回日本で発売を開始するGTC4Lussoは、砂漠から雪深い山岳路、市街地に至るまであらゆるシチュエーションで卓越したパフォーマンスを発揮する。同時にドライバーとパッセンジャーにスポーティエレガンスとラグジュアリーな快適性を惜しみなく提供する」とGTC4Lussoを紹介。
その特徴であるパフォーマンス、バーサビリティ(多様性)、スポーツラグジュアリーの3点それぞれについて紹介を行なった。




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「高回転型の自然吸気V12エンジンながら、最大トルクの約80パーセントをわずか1,750rpmから発生する扱い易さと優れたレスポンスを実現しました。
さらにGTセグメントの大きな特徴であり、このモデルのキャラクターを明確にするエンジンサウンドもGTC4Lussoのポイント。高速走行時には気持ちよくパワフルなサウンドをもたらし、市街地では控えめなトーンに調和します。シチュエーションによって変化させるサウンドが魅力」とスピーチ。
フェラーリ独特のサウンドがまずは強調された。




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GTC4Lussoに搭載されるエンジンは、6,262ccの総排気量を持つ直噴V型12気筒DOHC48バルブ自然吸気を採用。
こうしたプロフィールこそ先代のFFと同様だが、GTC4LussoではFFの最高出力660ps/8,000rpmに対して最高出力690ps/8,000rpmへと30psの出力向上を果たした。
同時に最大トルクも、683Nm(69.6kgm)から14Nm(1.5kgm)のアップとなる697Nm(71.1kgm)へと向上した。




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参考までにGTC4Lussoの最高速はFFと同じ335km/hとされるが、0-100km/h加速は3.4秒と、FFの3.7秒から0.3秒の短縮を図った。
このパフォーマンスは、ミドシップを採用するライバルたちにも決して引けを取らない。
やはりフェラーリは、4シーターであっても、スーパーカーと呼ぶにふさわしい存在といえそうだ。




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進化した4輪駆動システム

シャシーでは、FFでフェラーリ初搭載となった4輪駆動システムがさらに進化したことがニュース。
第4世代のスリップ サイド コントロール システム(SSSC4)をベースに、「4RM-S(4輪駆動、4輪操舵)」を開発し、進化した4輪駆動システム「4RM Evo」に統合した。
後輪の操舵システムの採用は、もちろんフェラーリ初である。これがクネヒテル氏のいうバーサビリティ(多様性)の核心だ。




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この後輪操舵システムは、速度やフロントタイヤの切れ角に合わせ車両がリアタイヤの切れ角をコントロール。
コーナーの立ち上がりなどをサポートするダイナミックレスポンス コントロールモデルが組み込まれている。
ドライバーのステアリング修正を極力抑え、オンザレール感覚のコーナリングが味わえるとフェラーリは開発の意図を説明するが、それだけにとどまらず、限界域でのコントロール性の向上や、コーナリングスピードのアップも期待できるはずだ。

「4RM-S(4輪駆動、4輪操舵)」には、さらに「E-Diff(電子制御ディファレンシャル)」や、「458スペチアーレ」に搭載された「SCM-E(マグネティックライド コントロール サスペンションの進化版)」も合わせて統合制御される。
さらにこれらのシャシーシステムは、ハードの総重量を従来の約50パーセントに抑え、大幅な軽量化を図ったことも注目の進化ポイントである。
ウェット路面や雪道などの低μ路で、FF以上のグリップ性能を発揮する。




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クネヒテル氏の言葉を借りれば、「どのような路面状況でも常に最大のパフォーマンスを発揮するのがGTC4Lussoのもうひとつの魅力」ということになる。

特徴の3つ目となるスポーツラグジュアリーは、主にスタイリングや装備を指す。
クネヒテル氏は、「GTC4Lussoでは、ドライビングプレジャーとこれまでにないラグジュアリー性をもたらすため、低くスポーティなフォルムと美しいプロポーションを実現。同時にエアロダイナミクスの向上にも積極的に取り組んだ」という。


「(FF比では)インテリアの90パーセント以上の箇所が新デザインとなり、ラグジュアリー性を向上しました。また、機能性とUIのために多大な開発時間を要し、そこで生み出された新しい(デザインの)ステアリングホイールはエアバッグの小型化によってよりコンパクトになり、10.25インチのフルHDパネルを採用した最新インフォテイメントシステムはタッチセンサー対応になりました」とエクステリアとインテリアの特徴を紹介した。

シューティングブレイクとフェラーリ自身が呼ぶエクステリアデザインは、フロントバンパーやグリル、ヘッドライトを一新。先代のFFとの差別化を明確に図った。
リアに目を移せば、丸形のテールライトが片側1灯式から丸形2灯式に変更されたことが分かる。
ルーフスポイラー、バンパー下のディフューザーも新デザインだ。
フロントフェンダーに設けられたエアアウトレットは、3枚のルーバーを備えたデザインで、これは330GTCのエアアウトレットをモチーフにしたものである。






助手席でドライビング体験を共有できる新デバイス

こうした細部の変更にとどまらず、エアロダイナミクスの向上もGTC4Lussoのハイライトのひとつである。
FFに比較して抗力係数は6パーセント向上し、これは高速域での車両の安定性や燃費にも貢献する。
さらに積極的に走行中の気流をクーリングに利用し、冷却効率も大幅にアップさせたという。
「ルックスだけでなくエアロダイナミクスの向上にも腐心したデザインで、それをトップレベルの性能で実現した」というのが、フェラーリの公式見解だ。




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クネヒテル氏が90パーセント以上をリニューアルしたというインテリアでは、特にフェラーリ初の「デュアルコクピット」と呼ぶ助手席前にもエンジン回転数やギア、スピードを表示するパッセンジャー専用のディスプレイの配置が注目される。


「デュアルコクピット」は、助手席に座るゲストもGTC4Lussoの走りを共有することができる新しいアイデアだ。
こうした新デバイスの採用に合わせ、立体的で質感の高いダッシュボードやブリッジデザインのセンターコンソール、ステアリングホイール、ヘッドレスト一体型となったシートなど、確かにキャビンは全体にわたって大幅に変更を受けている。




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センターコンソール中央に収まる10.25インチに大型化された横長のタッチ式液晶モニターには、最新インフォテイメントシステムを採用。
指先ひとつで簡単にオーディオやエアコンの温度調整など各種機能を呼び越すことができるほか、直感的にコントロールが可能なUIを用いている。
フェラーリが主張するように、「ルッソ」に名にふさわしい豪華さとモダンで先進的なイメージを合わせ持っていると誰しもが感じるはずだ。





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今回の発表イベントでは、GTC4Lussoとともに、フェラーリが日本に拠点を構えてから50周年を迎えたことを記念するロゴも同時に掲げられたほか、「330GTC」と「250GT Berlinetta Lusso」も展示され、GTC4Lussoのジャパンプレミアに華を添えた。
フェラーリでは今年、日本での50周年を記念したイベントもいくつか予定しているという。
そのうちのひとつは、11月10日から14日にかけて京都で開催される「フェラーリ インターナショナル カヴァルケード」であることがすでに発表されている。






Ferrari GTC4Lusso|フェラーリ GTC4ルッソ
ボディサイズ|全長 4,922 × 全幅 1,980 x 全高 1,383 mm
車両重量|1,790 kg
エンジン|6,262 cc 65度V型12気筒
ボア×ストローク|94 × 75.2 mm
圧縮比|13.5
最高出力| 507 kW(690 ps)/ 8,000 rpm
最大トルク|697 Nm/ 5,750 rpm
トランスミッション|7段デュアルクラッチ(F1 DCT)
駆動方式|4WD
ブレーキ 前|φ398×38mm ベンチレーテッドディスク
ブレーキ 後|φ360×32mm ベンチレーテッドディスク
タイヤ 前/後|245/35R20 / 295/35R20
0-100km/h加速|3.4 秒
0-200km/h加速|10.5 秒
100-0km/h減速|34 メートル
200-0km/h減速|138 メートル
最高速度|335 km/h
重量配分|フロント47:リア53
燃費|15ℓ/100km(およそ6.67 km/ℓ)
CO2排出量|150 g/km









☆☆☆やんジーのつぶやき
フェラーリもすでに日本で50周年をむかえる。
どんな路面状況でも限界域のパフォーマンスをみせつけるフェラーリ。
進化した4輪駆動システム「4RM Evo」の存在がきにかかる。










































































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by my8686 | 2016-05-22 10:36 | スポーツカーが、やっぱり好きだ。 | Trackback | Comments(0)