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「藤井14歳四段29連勝加速と大手タカタ経営破綻失速」を読み解く

昨晩、将棋の中学生棋士、藤井聡太四段(14)が、東京都渋谷区の将棋会館であった対局に勝ち、史上単独1位となる公式戦29連勝を達成した。
30年ぶりの記録更新だという。



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その反面、エアバッグで世界を先導した自動車部品大手タカタが経営破綻し、戦後最大の1兆円を超える負債だという。





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新聞紙面は、このニュースを対比的に1面トップで伝えた。





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あらためて、この内容を読み解いてみよう。


竜王戦の決勝トーナメントで、昨年の新人王戦で優勝した増田康宏四段(19)と戦った。午前10時に始まった10代同士の対決は熱戦になったが、終盤戦で藤井四段が一気に引き離した。午後9時24分、増田四段が負けを認め、投了した。
藤井四段は、対局室になだれ込んだ報道陣のカメラには目を向けず、冷静な表情で盤面を見つめていた。

記者会見で28連勝との違いを問われると、「単独1位になれたのは特別な感慨……今までと違った喜びがあります」と語った。
藤井四段は、タイトル挑戦者を決める決定三番勝負進出まであと4勝と迫った。「もっと実力を高めて、タイトルを狙える棋士になりたい」と話した。

次は7月2日に、同トーナメントで佐々木勇気五段(22)と対戦する。

藤井四段は愛知県瀬戸市在住の中学3年生。昨年10月、史上最年少の14歳2カ月でプロ入り。今年4月には、デビュー戦からの連勝の記録「11」を樹立。無敗のまま年上の棋士たちに勝ち続け、21日に神谷八段の記録に並んでいた。これからは、タイトル保持者や、名人への挑戦権を争うA級順位戦(5段階の最高クラス)に所属するトップ棋士との対戦を控える。





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そして、皮肉ながらもエアバッグで世界を先導した自動車部品大手タカタが経営破綻した。
「ファミリー経営」が迷走を重ね、「安全」を売りにしながら消費者の信頼を裏切った。先端技術がはらむ安全上のリスクにどう向き合うべきか、新しい課題も突きつけている。





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■〈エアバッグの欠陥問題〉
火薬材料の「硝酸アンモニウム」を使ったタカタ製エアバッグ部品が交通事故で作動する際に異常破裂した。

飛び散った金属容器の破片で運転者らが死傷。因果関係が特定できないものも含め、世界で17人、米国で11人が亡くなった。日本では助手席のエアバッグで7件の異常破裂が報告され、うち2件でけが人がでた。

高温多湿や経年劣化など複数要因が重なって異常が起きるとみられている。リコール対象のエアバッグは世界で1億個規模。




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☆☆☆GGのつぶやき
毎日早朝、起きがけにベッドの中でAI将棋を嗜む。およそ1000局を超えるのだが、いっこうに勝てない。
AI独特の防御と攻めのパターンのあることが最近理解できてきたのだが、それを崩すまでに至っていない。
AI時代の新棋士藤井四段もAI将棋で鍛錬し自分を戒めているのであろう。
タカタの経営破綻は、人間の弱さ、親族内部の甘えが招いた破綻劇といえよう。
自分の命は自分で守るしかない。
この世の中に『絶対』というものは存在しない。

























































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by my8686 | 2017-06-27 10:10 | 徒然なるままに | Trackback | Comments(0)

「朴政権、正恩氏の暗殺も選択肢 失脚狙い決裁書にサイン」を読み解く

週明け早朝、キナ臭いニュースが目に止まった。

韓国の朴槿恵(パククネ)前政権が2015年末以降、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)・朝鮮労働党委員長を指導者の地位から追い落とす工作を行おうとしたと、朴政権の対北朝鮮政策に詳しい関係筋が明らかにした。


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正恩氏の暗殺も選択肢とした政策だった模様で、事故に見せかけた殺害も計画したという。



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あらためて、この記事を読み解いてみよう。



■朴前政権、「対話」見切り対決路線 正恩失脚・暗殺計画

この関係筋によると、朴政権は、対北朝鮮で対決路線に傾く過程で、この政策を採用。朴槿恵前大統領は15年12月の南北当局者の会談が決裂したことを受けて、北朝鮮で「リーダーシップチェンジ(指導者の交代)」を目指すことを含む政策を認める決裁書にサインした。この政策は情報機関の国家情報院が主導。詳しい方法は不明だが、正恩氏の引退や亡命、暗殺などが含まれていた模様だという。



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韓国側は、北朝鮮で指導者の交代がなされた場合、朝鮮半島有事に発展する事態を警戒。韓国の介入によって引き起こされたことがわからないよう細心の注意を払ったという。正恩氏が乗る自動車や列車、水上スキーなどに細工をして事故を装う方法も検討したが、北朝鮮の警戒が厳しく、実現しなかったという。




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南北関係は、15年8月に軍事境界線近くで起きた地雷爆発事件で緊張が高まったが、電撃的な高官会談で衝突を回避し、接近した。
だが、オバマ米大統領(当時)が15年10月の米韓首脳会談の際、非核化に向けた北朝鮮の行動が対話の前提になるとした従来の方針を改めて強調し、対話に慎重な姿勢を示した。韓国は対話路線を転換した。北朝鮮が16年1月と9月に核実験を行ったことで、朴前大統領は正恩氏を名指しで非難するようになった。





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朴前大統領は16年8月の演説で、正恩氏とは区別して北朝鮮高官や市民に統一を呼びかけた。同年10月には北朝鮮市民に脱北を呼びかけた。「体制を揺さぶり、(正恩氏の周辺にいる中枢幹部を帰順させる)『宮廷革命』を促す働きかけの一環」(別の関係筋)だったという。





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朴政権が大統領の弾劾・訴追・罷免を経て倒れ、この政策は、今年5月10日に発足した文在寅(ムンジェイン)政権に引き継がれなかったとみられる。





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〈韓国の対北朝鮮政策〉 保守と進歩(革新)の間で政権が代わるたびに政策を転換させてきた。

金大中(キムデジュン)政権(1998~2003年)は対話や経済支援により変化を促す「太陽政策」を進め、00年6月に初の南北首脳会談を実現。同じ進歩の盧武鉉政権(03~08年)もこの路線を継承した。

保守に代わり、李明博(イミョンバク)政権(08~13年)は、核放棄を最優先した政策を採り、朴槿恵政権(13~17年)は人道支援などで信頼醸成を図る「韓(朝鮮)半島信頼プロセス」を提唱したが、核実験などを受けて強硬姿勢に転じた。9年ぶりの進歩政権となった現在の文在寅政権は対話重視を掲げている。








☆☆☆やんジーのつぶやき
米国も今まで水面下で北朝鮮と対話調整していたとの情報がある。
しかし、北朝鮮から解放された米国人学生の謎の死因にからみトランプ政権が態度を硬化させているという。
シリア情勢も俄かに緊張度を高めつつある中、米国軍がシリア機を「緊急自衛措置」として撃墜した。
その直後にイランがシリア国内のISをターゲットに直接ミサイルを発射した。
アサド政権を支持するロシアは、偶発的戦闘を回避するための米国との直接連絡ルートを絶ち、今後米国機とて手加減せず、と態度を硬化させている。
シリア上空で米国、ロシア、イランの三つ巴状態になりつつあるという国際情勢も、ここ日本においても無視できぬ気配である。



















































































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by my8686 | 2017-06-26 13:53 | ヘビーな話は、謹んで | Trackback | Comments(0)

映画「ダブルフェイス 秘めた女」

毎週金曜日は、シニア割でDVDをレンタルする。シニア割旧作1枚半額+旧作1枚無料サービス期間の最終日。

久しぶりにフランス映画を選んだ。2009年製作のサスペンスドラマ「ダブルフェイス 秘めた女」。



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お目当ては、モニカ・ベルッチである。“イタリアの宝石”と称される美人女優。



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ソフィー・マルソーとの競演サスペンスドラマ。


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幼少時の交通事故が原因で8歳より前の記憶がない女性作家ジャンヌ。



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夫や子どもたちに囲まれて幸せに暮らしていたが、ある日、自分の周囲に違和感を覚えはじめる。



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やがて家族が突然別人に見えたり、さらに自分自身の姿までもが見知らぬ女性に変貌するようになり……。




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次第に心身の異常を伴うようになった彼女には、家族の顔が別人に見え始める。



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そしてついに、ジャンヌ自身の顔が見たこともない女性に変貌していた…。



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監督・脚本は「8人の女たち」の脚本を手がけたマリナ・ド・バン。









☆☆☆やんジーのつぶやき
心身の異常性をサスペンスタッチで繊細に映像化した作品である。
学生時代によく観たヨーロッパ映画の残像が脳裏をよぎった。





















































































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by my8686 | 2017-06-25 14:14 | たかが映画、されど映画 | Trackback | Comments(0)

続 愛車86GTカスタマイズ遍歴

86GTとのつき合いもすでに4年がたつ。
前回の「俺流カスタマイズ遍歴」を追記改訂しておこう。

俺流カスタマイズの楽しみ方は、機能的に納得のいくカスタムパーツを吟味することからはじまる。
その効果をイメージしつつ、ひとつひとつ試していく。
少しづつ自分好みにグレードアップしていく我愛車86との長い蜜月。



さて、すこし自分流カスタマイズの遍歴を遡ってみよう。



2013.4.28 トヨタ86GT納車

契約から納車までのワクワクするような長い時間。
トヨタAREA86に実車を確かめに何度訪れたろう。
もらったカタログを枕元において何度読み返したことだろうか。
カタログのヘッドコピーに官能がうづいた連夜。


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2013.5.11 クリスタル・キーパーコーティング

手に入れた愛車を一時も汚したくない。
行きつけのGSでGT-R乗りで車好きの若いスタッフに依頼。
細部までこだわった丁寧な仕事に納得。
毎週末の洗車が趣味になってしまった。



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2013.5.17 スピーカー交換「JBL P660C Power Series」

JBLの聴きなれた快音に官能が騒いだ。
86の吸気サウンドクリエーターもやがてJBLサウンドにとってかわった。

優れた低歪みに加え、向上した音圧が心地よく響く。
ダイレクト・コネクタ採用による結線強度の向上が隠れたポイントだ。
新開発のテキスタイル・ドームツィーターが高音域までスムースなレスポンスを発揮する。
ウーファーにはJBL特有のHCLコーン素材を採用し、軽量化と高剛性が両立。
アッテネーターも装備されている納得の逸品。
ほどよくエージングされてきたJBLサウンドに官能も酔いっぱなしだ。



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2013.8.13 OB-LINK エレクトロニクスモニター

86の油温・水温・インマニ圧など、デジタル管理に官能が疼いた。


車両OBD IIコネクタに接続して様々な車両データをiOS/Android端末にBluetooth通信で表示するというモニター。
車速、エンジン回転数はもちろん、水温、油温、点火時期、吸入空気量&温度、インマニ圧など、チューニングカーとして知りたい情報が精細な数値やメーター、グラフなどで表示できる。

さらに、サーキットユーザーには必須となるピークホールド機能やワーニング機能、そしてロギング機能なども搭載されている。
普段の街乗りに便利なエコメーターも搭載されているという代物。

毎日の通勤の帰路にこいつを利用している。
いまだに夜のリアウィンドウ越しに映るこのモニター画面を覗きこむバイカーがなんと多いことか。




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2013.11.3 ENKEI PF01ホイール交換

マットブラックの精悍な佇まいに官能がふるえた。

ENKEIならではの強度解析と設計技術とはいかほどのものなのか。
最新鋭製造技術「MATプロセス」採用によるスポーティーなルックスと最軽量クラスのウェイトを実現したという。
スポークサイドのパワーリブによる強度確保や加減速時のタイヤ空回りを抑制するローレット加工が採用されている。
フットワークの軽快さが際立った。

外気温7℃以下の冬場は、純正ホイールにハマのスタッドレスを履かせている。
春が来たら、こいつに履き替えよう。




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2014.4.27 SARD製カーボンインテークパイプ交換

純正ジャバラゴムの吸気ホースと耳障りなサウンドクリエーターを除去。

吸入抵抗が減るとどうなるのか、その効果に官能がすばゆく反応した。
水平対向ボクサーエンジン特有の吸気音が図太く響いた。
さらに、1速に落とした瞬間、ブリッピング音が官能を刺激した。





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2014.7.16 86MIC ボルト交換

2012年4月6日の発売から2周年目に一部改良がなされた。

フロントサスペンションメンバーとリアアブソーバーの取り付けボルトのフランジを肉厚にすることで剛性を向上させたというもの。
ボルトの数もフロント4本、リア2本のため部品として購入しても1000円ちょっとのカスタマイズとなる。
ボルト交換による剛性向上だが、これによりフロントはステアリング操作に対する手応えがしっかりし、応答性がよくなるというもの。
リアに関してもコーナリングのグリップ応答性が向上し、操舵時のしっかり感が上がるという。

はたしてその効果はいかほどのものなのか。
ボルト交換後、ハンドルの手応え感とリアタイヤのグリップ感があがったことは確かだ。



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2014.10.8 TRDドアスタビライザー装着

ドアのストライカー部分の隙間にスペーサーを入れ、隙間を埋めることで、ステアリング操作時の応答遅れを低減しクイックレスポンスに仕上がるという。

キャッチ側にスライディング機構を持たせ隙間をゼロに自動調整。ヨーレートがよりリニアに近づく。
ヨー角の変化する速さをヨーレートという。クルマの重心点を通る鉛直軸まわりの回転角速度である。横加速度とともに旋回運動を定義し、解析するための基本パラメーターとして広く使われる。

操縦感覚からはヨー角がコースとの位置関係をみるうえで重要であるのに対し、ヨーレートは変化速度のため敏感に感じるとともに進路の予見性のためにより重視される。

したがって、進路追従にあたって、クルマの挙動に対する信頼感を確保するうえでもスムーズな変化が求められる。
レートジャイロで、比較的簡単に計測でき、積分してヨー角にも変換される。





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2015.8.11 SHOWA TUNING 「EVOLUTION」極 サスペンション交換

金沢行を前に純正サスから「極」にサス交換した。

ストリート~ワインディングの枠を超え、“しなやかな乗り心地”は犠牲にすることなく、サーキット走行にも対応するスペックに仕上げたハイエンドモデルだという。

ノーマル形状ダンパーの極限の姿を「極」という漢字でイメージしたサスがいかほどのものか。
純正サスペンションのへたり感とバタバタ感が気になりかけた時期での交換。

電子制御に頼ることなく減衰力を可変することで、様々な状況下での乗り心地と操縦安定性の両立を実現したという周波数応答式可変ダンパー。
Sensitive Frequency Response DamperというSHOWAのこだわり。
路面からの入力や、車速変化、ステアリング操作からダンパーの作動周波数により、自動的に減衰力を連続的に変化させる。
ザラメ路や凹凸がひどい荒れた路面からの入力をソフトにいなし、コーナリング時やスポーツ走行においては粘りを持ちながらも軽快なフットワーク。

「しなやか」と「スポーティ」という相反する性格を両立させることは通常不可能に近い。
Sensitive Frequency Response Damperは、それらを生かすことを目的に開発された。

ドライバーの呼吸をくみ取り、素直に反応し、クルマと一体感ある走りを楽しませる「EVOLUTION -極-」。
サス交換からすでに1万キロを走破。じっくりとなじんだ「極」のしなやかでソリッドな走り味に官能が反応しっぱなしだ。





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2015.10.28 CUSUCO オーバルシャフト・アルカーボンストラットバーBCS付装着

ボディ補強に高い効果を発揮すると言われるエントリーパーツ「ストラットバー」。

路面からの入力によるボディの撓り、捻じれ、歪みを制御し剛性を高めるシンプルな補強パーツ。
コーナリング性能、トラクション性能、ハンドリング性能があがるというが、はたしていかほどのものか。

長年のモータースポーツ参戦経験をフィードバックして開発しているクスコ製に迷うことなく決定。
カーボンインテークパイプに合わせアルカーボンタイプとし、ブレーキ性能のダイレクト感が増すというブレーキシリンダーストッパー(BCS)付を選択。

がっちりとしたハンドリング感と峠走行でのトラクション性が見違えるほどあがった。
かなり振り回しても粘りのある安定感が官能を刺激する。




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2016.2.3 TRDエアロスタビライジングカバー装着

リヤガラスとトランクの間の隙間と段差を埋めることで、前方から流れるエアをスムーズに後方に流し、リヤのスタビリティーを向上させるというもの。

目立たづさりげないエアロパーツながらその効果はいかほどのものか。

晩秋にこの隙間の中に枯葉が舞い込んでいた。空力特性にも影響を与えていたであろうこの部分にエアロカバー装着は嬉しい。
低速では感じにくい感覚ながらリヤのスタビリティーへの整流効果は確実にあがっていると官能が呟いた。



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2016.3.13 ステッカーコレクション

こだわり抜いたカスタマイズパーツメーカーのコレクションがまた仲間入りした。

TRD・CUSCO・SHOWA




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2016.4.10 ミシュランパイロットスポーツ3 タイヤ交換

ポルシェにも標準タイヤとして採用されているプレジャーグリップスポーツタイヤである。

2016年4月に「ミシュランパイロットスポーツ4」が新発売された関係でコスパメリットが出たのも決定の要因となる。
価格.comでネット購入したタイヤである。
ユーザーレビューは「アタリがソフトながら剛性が高く、挙動の変化が穏やかなのに応答性が良い。」とある。


さらに、メーカーの特性コメントをみてみると・・・

1.トレッド・ストラクチャー
低速時はトレッドが適度に変形してタイヤを素早く温め、高速時は優れた剛性でタイヤのたわみを防いで過度な温度上昇を抑制。接地面とコンパウンドの温度バランスを保ち、適切かつ安定したハンドリングが得られる。 

2.ブリッジ
ブロック間にブリッジを持たせることにより、縦方向のブロック剛性を強め、ハンドリングや高速安定性を強める。

3.オプティマム・チャンファー
ブレーキング時の接地面を最適化する。

はたして、いかほどのものなのか。タイヤ交換した午後、往復180キロのインプレッションドライブに出た。

新タイヤの感触は最高に良い。ソフトでありながら高い剛性感がある。車の挙動がここまでしなやかに変わるものか。蹴り出しのシャープ感、応答性の変化が官能を刺激する。




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☆☆☆やんジーのつぶやき
数値性能を追うより、運転して楽しいクルマをめざしたトヨタ86。
4年間毎日日常の足として使っていても乗り飽きない優れた相棒である。
460mmという重心高とヨー慣性モーメントは、スーパースポーツの領域に到達した86GT。オーナーの感覚ひとつで取り回せる「手の内感」に操る楽しさをさらにグレードアップしていく楽しさ。
官能的な「カルチャー」、上質な「ソサェティ」にこだわったカスタマイズこそ俺流。
この意思は、いまだに曲げていない。

































































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by my8686 | 2017-06-24 08:06 | やんちゃな愛車86GT | Trackback | Comments(0)

一柳慧「日本の作曲家も時代に挑んでいた」を読み解く

本日も一柳慧のインタビュー記事を読み解いてみよう。

1950年代後半以降から、劇作家の寺山修司氏、建築家の黒川紀章氏、グラフィックデザイナーの粟津潔氏ら刺激的な天才がどんどんニューヨークに集まり、日本人同士の交流から学ぶものが増えた。でも音楽家はまだ少なかった。團伊玖磨さんはそんな時代にニューヨークで人脈を広げた数少ない作曲家のひとりでした。




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■團伊玖磨(1924~2001)はオペラ「夕鶴」や童謡「ぞうさん」の作曲者。アジアの文化交流に尽くし、「パイプのけむり」など洒脱なエッセーでも知られる。




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彼の管弦楽の書法は素晴らしかったなあ。当時の日本人の管弦楽作品は、叙情的で感情に訴えるものが多かったけれど、彼の作品は金管が多く、とても力強かった。

前衛的な音楽には背を向けていたけれど、だからといって新しくないというわけではなかった。自分が信じている音楽を表現することで、彼も私たちと同じように時代に挑んでいるのだと気付きました。






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■團と並び、日本の作曲界のフロントランナーだった黛敏郎(1929~97)もアメリカに。巨大な「涅槃交響曲」で世界を驚かせ、テレビの司会者まで務める。4歳上の黛のマルチな才能の在り方に、一柳は圧倒された。



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私が日本に帰る半年前、黛さんが突然、ニューヨークに3カ月くらい来られたんです。ジョン・ケージを紹介したところ、気に入って彼にぴったり張り付いてしまった。自分とはまったくタイプが違うのにね。とにかく、非常に感覚の鋭い人でした。






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芸大時代にガーシュインの「ラプソディ・イン・ブルー」をやったと聞きました。日本で当時、あの曲を知っていた人なんてほとんどいなかったんじゃないかな。彼はジャズの曲も書いていますが、聴いたことありますか? 実に素晴らしいんですよ。



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調性を壊すことばかりが革命ではない。日本にいた人たちも、彼らなりの前衛精神で闘っていた。あの時代の自由さは、今も振り返るたび、とてもいとおしいです。









☆☆☆やんジーのつぶやき
寺山修司、黒川紀章、粟津潔。
1960年代をリードした天才達の活躍ぶりに官能が沸騰したことを思い出す。
高校生時代に粟津潔の存在を芸術雑誌で知った。
それが、デザインを志す動機となった。
氏の著書「デザインに何ができるか」と「粟津潔デザイン図絵」は、あの時代の聖書であった。
ベンシャーンを幻の師と仰いだ粟津に共感した時代でもあった。












































































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by my8686 | 2017-06-23 16:13 | 現代音楽のたしなみ | Trackback | Comments(0)

一柳慧「何にも属さないのがオノ・ヨーコ」を読み解く

昨日に続き一柳慧のインタヴュー記事を読み解いてみよう。


■多種多様な芸術ジャンルが互いの垣根なく、それぞれの「常識」を突き崩し、時代の表現を探していた50年代のアメリカ。その象徴的存在だったモダンダンスの巨匠、マース・カニングハム(1919~2009)の新作で、音楽をたびたび担当した。




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彼は、音楽には驚くほど注文をつけませんでした。こういうタイトルで、これぐらいの長さのものをつくるのでよろしく、という感じ。一緒に作品をつくるアーティストをコントロールしようという気が全くなかったんです。





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自分のダンスが音楽を従えるというのではなく、そこに集うすべての芸術を等価にするという感覚。これは新鮮でした。ニューヨークのアート界を牽引していた画家のジャスパー・ジョーンズ、ロバート・ラウシェンバーグに対しても、同じことを言っていましたね。観客にも、ひとりひとりが自分なりの見方で舞台を見ることを求めました。






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ラウシェンバーグは「禁じ手」で自己表現する人でした。最初から照明をつけないとか、光を横の同じ位置に固定して当て続けるとか。俳優やダンサーをスポットライトで追うだけという手法がいかにありきたりか、逆に鮮明になる。これは強烈でした。





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■様々な日本人芸術家との交流も盛んだった。中には後に結婚することになる、前衛芸術家のオノ・ヨーコも。



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内的な闘いを表現する彼女の作品は、アメリカのアートシーンでも特別な存在感がありました。彼女そのものがひとつのジャンルだった。もとは詩人ですが、何にも所属しないというのが彼女自身のアイデンティティーでした。






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一緒にやった仕事はあまりないのですが、社会通念にとらわれず、自分の胆力で本質を見いだしていく力は魅力的でした。私も参加した2001年の横浜トリエンナーレで、貨物列車を使った彼女の作品を見ました。






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人間を入れず、音だけを仕込んで、アウシュビッツに運ばれていく人たちが詰め込まれた風景を想起させた。いい発想だな、彼女らしいな、と思いました。





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☆☆☆やんジーのつぶやき
一柳は、1956年にオノ・ヨーコと結婚し1962年に離婚している。
学生時代、ジョン・レノンとオノ・ヨーコの一連の平和運動パフォーマンスには辟易とさせられた記憶がある。
ビートルズを解散させ、ジョンを早死にさせた女性という悪いイメージが強いが、アートパフォーマンスの発想には瞠目させられた。
熱き時代の残像として今も棘のように記憶の壁に刺さっている。













































































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by my8686 | 2017-06-22 12:57 | 現代音楽のたしなみ | Trackback | Comments(0)

一柳慧「どの音も対等、現代の私たちの象徴」を読み解く

昨日に続き、一柳慧のインタヴューコラムを読み解いてみよう。


ジョン・ケージは、禅の文化を世界に広めた仏教学者、鈴木大拙(1870~1966)に心酔していた。のちに一柳の手引きで、日本でも面会を果たしている。



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何にもとらわれない。自己主張しない。あるがままに生きる。そんな大拙の教えを、ケージは自分の芸術で実践しようとしていました。





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かの「4分33秒」も1952年、大拙に感化されて生まれました。

ケージ自身にとっての「禊ぎ」の作品です。自分から発するものだけを音楽と思うなかれ。いま、この場で鳴り響いているすべてが音楽なのだ、と。

ケージのものの見方、考え方、すべてがこの作品をきっかけに変わりました。非西欧の社会の人々に積極的に会い、西洋的なモノサシに感化された自身の価値観に疑問符を突きつけるようになった。私自身も時間と空間を、別々の概念でなく、互いに浸透しあう関係としてとらえるようになりました。





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■「4分33秒」が転機となり、ケージは五線譜を離れ、自身のルールに基づく自在な図形楽譜を書き始める。





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私も彼の影響で、50年代からずいぶん奔放な図形楽譜を書くようになりました。もっとも帰国すると、徐々に人間の手触りを感じる五線譜に戻っていったわけですが。

こんな風に、作曲の手法が多様かつ複雑になるにつれ、現代音楽が一般の人々の感覚から離れていったという批判もあります。でも、私にはこの「自由」が救いだった。





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クラシック音楽っていうのはもともと、王様とか貴族を喜ばせるためのものだった。でも、時代は変わった。今はひとりひとりが自分の人生に自覚を持ち、主張し、表現して生きていく社会です。

調性やメロディーやハーモニーといったくびきを逃れた1音1音は、現代を生きる私たちの象徴。どの音も互いに従属せず、対等に立ちながら、ひとつの社会の一員として世界を呼吸している。

調性を捨てた現代音楽は、そうした社会を渇望する人々の無意識が、表現となってあらわれ出たものではないかと。




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☆☆☆やんジーのつぶやき
くびきを逃れた1音1音に魂を込める。
どの音も互いに従属せず、対等に立ちながら、ひとつの社会の一員として世界を呼吸する。
しかし、いまだに世界のどこかで戦争とテロが勃発している現実に目を背けずにいたい。





























































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by my8686 | 2017-06-21 18:04 | 現代音楽のたしなみ | Trackback | Comments(0)

一柳慧の語る「人生の贈りもの 戦後、自由の国でケージと出会う」を読み解く

作曲家一柳慧氏のコラムが昨日からAH誌に掲載されている。

一柳慧といえば、1950年代のアメリカで世界的アーティストたちと垣根を越えた人脈を築いた先駆的音楽家として知られる。

作曲家ジョン・ケージやオノ・ヨーコ、画家のジャスパー・ジョーンズ、モダンダンスのマース・カニングハムなど最先端の前衛芸術達である。



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「演奏」という枠を超えた舞台上のパフォーマンスで伝統や権威から音楽を解放してきた。今なお現代音楽界のトップランナーといって過言ではなかろう。




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あらためて、彼のインタヴューを読み解いてみよう。


現代音楽の道に足を踏み入れたのは、そこに自由の可能性を感じたからです。既存の手法に、さらには音楽というジャンルにすら束縛されず、どこまでも開かれた世界で生きていきたかった。

そんな決意の礎となったのが、何者にも心を縛られてなるものかという強烈な反抗心でした。





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戦後、家計を助けるため、進駐軍のクラブでピアノを弾いていたことがありました。まだ10代でしたが、将校も兵隊も友人のようにレコードや楽譜を貸してくれて驚きました。人間は誰もが対等。弱き者は助ける。この感覚に、自分が渇望してやまない自由の本質を見た気がしました。





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■1952年の秋、前衛芸術のるつぼだったアメリカへ。あらゆるジャンルが連携して新たな表現を模索する、強烈な前衛芸術の世界のただ中に飛び込んだ。ミネソタ大学を経て、ニューヨークの名門ジュリアード音楽院に。画廊などに入り浸って出会いを広げ、自由を謳歌する。





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多様な芸術家が集まったのは、大戦のあだ花でもありました。民俗音楽を創作の礎にしたバルトークや現代音楽の基盤を築いたシェーンベルクら、最先端の作曲家たちが欧州から相次いで逃げてきましたから。

戦後も、破壊された欧州からアメリカに来ることを望む芸術家は少なくなかった。この時代のアメリカにいることそのものが、伝統や制度といった「枷」への抵抗だったのかもしれません。






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■この地で前衛音楽の旗手、作曲家のジョン・ケージ(1912~92)と運命の出会いをする。あらゆる素材を使い、音楽の概念を変えた20世紀最大の実験音楽家。演奏者が一切音を発さず、その間にきこえる雑音の全てを音楽としてとらえる「4分33秒」で世界に衝撃を与えた。






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彼こそ、私が進駐軍で憧れていた、寛大な良きアメリカ人そのものでした。彼の曲の多くを初演したピアニスト、デイビッド・チューダーのリサイタルに行くと客席にいたんです。終演後、チューダーに紹介してもらい「あなたの音楽は、時間にも何にも縛られていない」というような正直な意見を片言で言ったように覚えています。





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すると「明日、遊びにこないか」。

そんな彼と同じく、家も変わっていました。家具がまったくないんです。考え方や行動が影響を受けるからと。椅子もなく、床に座って話をしたような覚えがあります。









☆☆☆やんジーのつぶやき
学生時代に衝撃を受けたのは吉田喜重や松本俊夫の映画音楽だった。
吉田秀和をして「ケージ・ショック」と言わしめるほどの衝撃を日本の音楽界に与えた。
一柳慧の存在は今も鮮烈でありあの時代の残像がふつふつと官能を沸騰させる。
あらためて、もう一度彼がかかわった映画を観たいと思った。




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■おとし穴(1962年、勅使河原宏監督)
■エロス+虐殺(1970年、吉田喜重監督)
■エクスパンション<拡張>(1972年、松本俊夫監督)
■戒厳令(1973年、吉田喜重監督)
■色即是空(1975年、松本俊夫監督)
■湾岸道路(1984年、東陽一監督)





































































































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by my8686 | 2017-06-20 14:30 | 現代音楽のたしなみ | Trackback | Comments(0)

「ブラジル大規模汚職 捜査拡大の陰に司法取引」を読み解く

世界遺産都市ブラジリアを首都とするブラジルが大規模な汚職スキャンダルに揺れている。
学生時代、建築家オスカーニーマイヤーによる未来的モダニズムデザインの素晴らしさに羨望した記憶がある。





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理想的な都市デザインのはずであったブラジルに何が起きているのであろうか。

あらためて、その内容を読み解いてみよう。




政財界の癒着を巡る大規模な汚職スキャンダルが南米の大国ブラジルを揺るがしている。発覚から3年余りで、有力政治家や企業幹部ら270人以上が起訴され、言い渡された有罪判決は140件余り。政治家が長年にわたり巨額の賄賂を受け取ってきた実態が次々と明らかになっている。





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疑惑にはテメル大統領の名も挙がり、検察が収賄容疑などで捜査に着手。五輪招致を成功させ、一時は8割超の支持率を誇ったルラ元大統領はすでに5回も起訴されている。





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汚職に対する国民の怒りと政治不信を背景に、昨年はルセフ前大統領が弾劾裁判で罷免された。副大統領だったテメル氏が大統領に就いても、ブラジル史上最悪とされる汚職スキャンダルが収まる気配はない。





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拡大を続ける捜査の陰には「司法取引」の存在がある。刑事処分の軽減と引き換えに他人の犯罪を告白するよう容疑者に求める捜査手法で、ブラジルでは2013年の立法で汚職の捜査に利用しやすくなった。

仲間を裏切って検察に情報提供すれば自らの刑が軽くなるとあって、逮捕された企業幹部らは次々と政治家の名を暴露。これまでに計158人が司法取引に応じ、政界の腐敗解明が芋づる式に進みつつある。





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「司法取引とは犯罪者との駆け引きだ。ジレンマを利用したゲームによって最終的に口を割らせる」。捜査の中心を担うカルロス・リマ連邦検察官はそう胸を張る。「米国やイタリアでも広く使われてきた。極めて有用な捜査手法だ」ただ、行き過ぎを危惧する声もある。





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サンパウロ大学のアラミロ・ネット教授(刑法)は「うその告白があれば、冤罪を招く。自分本位の裏切りを期待した手法で、過度の利用は危険だ」。実際、司法取引で得た供述内容には多くの矛盾点があるとの指摘もある。

この司法取引。刑事司法改革の一環で日本でも来年までに導入される。ずるさや裏切りを前提とした捜査手法がどんな功罪をもたらすか。ブラジルを揺るがす汚職事件の行方は、日本にとっても無縁ではない。










☆☆☆やんジーのつぶやき
日本の怪文書疑惑の顛末をみれば、刑事司法改革の功罪が透けてみえてくる。
ローエの「神は細部に宿る」をブラジルの都市計画にも宿してもらいたいものである。






















































































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by my8686 | 2017-06-19 11:38 | ヘビーな話は、謹んで | Trackback | Comments(0)

書評『アンディ・ウォーホルのヘビのおはなし』を読み解く

日曜の朝は、ベッドの中で書評を斜め読みするのが定例となった。老眼が進んで読書量が極端に減ってしまったが、気になる本はネットで図書館の蔵書を検索し貸出をする。気に入った本は別途購入して手元に置くこともあるが、基本的に整理して貯めない主義である。


そんな朝、久しぶりにウォーホルの名前に官能が反応した。
ウォーホルになりすました横尾忠則の語り口に思わず微笑んでしまった。





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あらためて、その書評を読み解いてみよう。



■アートってなんだと思う?

ボクはアンディ・ウォーホル。芸術家になるために前歴のイラストレーターを闇に葬って、見事芸術家になりすまして大成功した。ところが芸術家としての名声を手に、評価が決定的になった頃、かつての隠蔽していたイラスト作品を公開した。





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「この野郎!」と思ったのは評論家と学芸員だったろうな。というのは埋葬したはずのイラストを再発掘することで、逆にイラストを芸術作品として昇華させる作戦にでたからだ。ピカソが(若い内に成功しちゃえば、あとは何でもありさ)と言ったその教訓に従ったボクの作戦勝ちということさ。






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そんなボクのしたたかさを見せつけたのがこの絵本さ。出版社も読者もボクの戦略にまんまと騙されちまったよ。大方の人間はこの本のイラストはボクの1950年代のイラストレーター時代の作品だと信じているに違いない(笑)。ところがこれは63年作で、ボクはこの頃すでにミスター・ポップアートなんて呼ばれるスターになってたわけさ。






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あの有名な「ゴールド・マリリン・モンロー」やキャンベルスープ、コカコーラの反復作品、さらに……etcと挙げていくとキリがないさ。この事実に驚いただろう?





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この本のイラスト、いや絵だよね? とにかくよーく見てごらんよ。50年代のボクのイラストと違うだろ? ほら、この書評の書き手のYは「手抜きだよ、アンディ!」と言ったが、「その通り」だよ。だからさ、そのイラストはアートになっているんだよ。つまりYが指摘するように真面目に描くとイラスト、不真面目に描くとアートになるってことさ。ここんとこが面白いだろ? 判るかな?





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さて、本書の主人公は蛇。蛇皮会社がボクに依頼した本さ。ボクにはHigh & Lowの境界がないから通俗だって何だって区別がないんだ。成功者のボクには〈ねばならない〉という大義名分は通用しないさ。ボクは名士になるために社交界に出入りしながら、セレブのリストを増やしていったんだ。







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そんなある日、蛇皮会社の社長が人が嫌う蛇の絵を描ける画家としてボクに目をつけた。ボクって蛇に似てるじゃない? くねくねしてて。他のイラストレーターが描くとヘビメタ(笑)になっちゃうよ。こうして蛇の絵を引き受けたボクはセレブな人間や商品や場所に蛇になって侵入してなぐり描きの絵を描きまくったさ。まあ社長と忖度のお遊びに興じたってわけさ。





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とにかくボクのイラスト時代の絵と見比べてみてよ。やがてボクに騙されている自分に気づくかも。もし見る目があればの話だけどね。芸術って怖いだろう? まるでテロだよね。








☆☆☆やんジーのつぶやき
まざまざと騙されてしまった世代である。
1970年代のあのアメリカンポップアートの熱さが今は懐かしい。




























































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by my8686 | 2017-06-18 12:12 | 気になる本 | Trackback | Comments(0)