「星野リゾート 界 アンジン」を読み解く

2017年の今年4月、星野リゾートが全国で展開している日本初の温泉旅館ブランド「界」の新施設「星野リゾート 界 アンジン」を、 静岡・伊東市にオープンした。




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あらためて、その内容を読み解いてみよう。


■伊東の地ならではの「船や船旅」がテーマ
ここは、地上8階建て、客室数全45室の海辺に佇む温泉宿。伊東市内で2軒目、界通算14施設目となる。

ご当地の魅力を伝える同施設らしく、日本初の西洋式帆船が造船された伊東の地にちなんで、随所に海や船旅をテーマにしたデザインが施されている。




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1階のロビーラウンジや各階の客室では、舵やランプなど、マリンアンティークが組み込まれたアートワークを見ることができる。

また8階のサンブエナデッキは、空間自体が船の甲板をモチーフに設計された、海風を感じる心地よい空間。

内装デザインは、「スーパーポテト」が手掛ける。


■名称の由来にとなった人物・三浦按針とは?

英国人航海士ウィリアム・アダムスは、江戸時代初期に徳川幕府に栄えた英国人航海士。静岡県伊東市にて日本初の西洋式帆船サン・ブエナ・ベントゥーラ号を造船した。時の将軍徳川家康公にその功績を称えられた彼は、船舶を安全かつ効率的に港に導くスペシャリスト「水先案内人」を意味する「按針」という日本名を授かった。按針メモリアルパークの前に建つ同館の名称は、その名に由来している。




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■ロケーションの良さを存分に感じる、最上階の露天風呂&デッキ

最上階には、目の前に広がる太平洋を一望できる大浴場があり、男女それぞれに、御影石の内風呂と海風を感じる岩造りの露天風呂を備えている。光り輝く日の出や空のグラデーションが美しい薄暮、海に映る月の道・ムーンロードや花火まで、ダイナミックな景色を満喫できる。

また、最上階には、贅沢な湯涼みがかなう湯上がり処とそれに続く展望デッキ「サンブエナデッキ」もあり。「サンブエナデッキ」は三浦按針が造船した帆船名が由来の、船の甲板をモチーフにした開放的な空間である。




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■海や船旅に由来するアートな空間「按針みなとの間」

界では、滞在を通して地域の文化に触れられる「ご当地部屋」を用意している。新館のご当地部屋は、その昔船旅で使われていた舵や櫂などを取り入れたアートワークを設えた、海への浪漫をかきたてるデザインになっている。

部屋によっては、アンティークな音を楽しめるレコード機器もあり。全室、オーシャンビューを楽しめ、ローソファを配したリビングと、界オリジナル寝具「ふわくもスリープ」を備えたベッドスペースに分かれている。



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■英国のエッセンスを加えた和会席

食事は、伊豆らしさを感じる食材に、三浦按針の出身である英国のエッセンスを加えた和会席。伊豆の名産を味わえる先付「和のフィッシュアンドチップス」や、ハイティーツリーをイメージした3段の器を用いた八寸、そして英国の伝統料理からヒントを得た台の物「鮮魚と柑橘の紙蓋焼き」など、沢山の海の幸を堪能できる。

プライベート感のある半個室の食事処で、夏は伊東の風物詩でもある花火を見ながらの食事も叶うという。




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☆☆☆やんジーのつぶやき
昔から変わらず、スーパーポテトの骨太のテイストが好きである。
デザインモチーフが海や船旅をテーマにしているところも好奇心をくすぐる。
最近、呉沖の蒲刈に遊んだ。
その時に感じた海に抱かれる心地良さと解放感に官能が疼いたことを思い出す。
伊東に立ち寄ったおりには、ぜひとも訪れてみたいと思った。



































































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# by my8686 | 2017-06-12 16:37 | 挑発する建築&空間 | Trackback | Comments(0)

「デミオ吹っ飛ぶ 東名事故」を読み解く

昨日10日、東名高速で起きた事故の衝撃的なドライブレコーダー映像が放映された。




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ふっ飛んできた乗用車の衝撃映像は、ドライバーならばその激突した瞬間に背筋が凍りついたことであろう。




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ハンドルを握る者ならば回避しようのない不運としかいいようのない最悪の瞬間である。





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あらためて、この車を確認すると「クラス概念を打ち破る」をコンセプトに、人馬一体の走りと高い燃費性能、魂動デザインなどコンパクトなボディにマツダの情熱と技術を惜しみなく注ぎ込んだデミオだという。

マツダの一貫した開発思想に基づき、ドライバーの正しい「認知」「判断」「操作」をサポートする「i-ACTIVSENSE」技術を標準装備化した車である。

全グレードが「安全運転サポート車(サポカーS)ベーシック」に該当し、全方位をセンシングしたデミオ。

日々の「走る歓び」をこれまで以上の大きな安心感で支えるはずの車である。





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いったい何がおこったのか。
さらに、事故詳細を読み解いてみよう。


愛知県新城市富岡の東名高速上り線の新城PA付近で観光バスと乗用車が衝突した事故で、県警高速隊は10日、バスの乗員乗客47人のうち45人が負傷したと発表した。
車を運転していた浜松市東区の医師伊熊正光氏(62)は現場で死亡が確認された。県警が事故原因を調べている。





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県警によると、伊熊さんは現場の車内から救出されたが、その場で死亡が確認された。バスは衝突後、300メートルほど走って停車。運転手の山本良宗氏(68)ら乗客乗員全員が病院に運ばれ、男女6人が腕の骨などが折れる重傷を負ったほか、男女39人が打撲などのけがを負った。

県警は、伊熊さんが何らかの理由で中央分離帯ののり面に乗り上げて上り線に飛び出し、バスに突っ込んだとみて、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の疑いでも捜査している。この事故で、東名高速は上下線ともに豊川インターチェンジ―三ケ日ジャンクション間が約5時間にわたり通行止めとなった。




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バス運行会社や旅行会社によると、観光バスは山梨県南アルプス市でサクランボ狩りをする日帰りツアーのため、愛知県豊川市内の住民ら44人を乗せて午前7時ごろ出発した。一方、県警によると、伊熊さんは勤務先の同県幸田町内の病院に向かう途中だったという。




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現場の近くで、乗用車が走っていた下り車線には、路肩側のガードレールに車が接触したような跡があることが警察への取材でわかったという。その先の路面には中央分離帯に向けてタイヤが横滑りしたような跡も残っているという。

さらに、中央分離帯には高さ70センチ程の傾斜になった盛り土があり、警察はこの盛り土に乗り上げて反対車線に飛び出したと見ている。

中央分離帯の真ん中にある柵には車がぶつかったような跡が残っていたということで、警察は乗用車がガードレールに接触したはずみで制御を失ったまま中央分離帯を乗り越えたとみて事故直前の運転の状況やスピードなどを詳しく調べている。








☆☆☆やんジーのつぶやき
高速道路を利用する機会も多い者にとっては「避けれない事故」「運命のいたずら」としか思えぬ事故である。
横滑り防止装置が搭載されて機能していれば避けられた事故であった可能性もある。
事故車両デミオの詳細仕様が気にかかる。



























































































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# by my8686 | 2017-06-11 11:11 | ヘビーな話は、謹んで | Trackback | Comments(0)

「Each small candle」の歌詞を読み解く

昨日に続きロジャー・ウォーターズに注目してみよう。
土曜休日ランチまでの空き時間に「Each small candle」の歌詞を読み解いてみよう。




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私を怖れさせるのは拷問者ではない
肉体が最後に崩れ落ちることでもない
死のライフル銃の銃身でもない
壁に映る陰でもない
苦痛の最後の暗い星が地上に落ちる夜でもない




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私を怖れさせるのは、無慈悲で無感覚な世界での
目を瞑った無関心なのだ

一人の老女が
アルバニアのどこかの農場の
燃え尽きた砲弾の中に横たわり
泣く幼子を腕に抱えている
敵方から来た一人の兵士
勇気と誇りを持ったその男は
兵士の立場にそむいてライフル銃を地面に置いて
彼女の脇に跪く







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彼は彼女に水を飲ませ
傷口を包帯でしばり
泣く子をあやす
そのひとつの行ないが
敵味方を乗り越えて罪の赦しをもたらす
壊れた磁器のような彼女の人生を通り過ぎて
彼は戻ってゆく
あそこ、道のふちでサマリアのセルビア人兵士は振り返ると
手を振って「さようなら」を伝える





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そして、小さなろうそくの一つ一つが
暗闇の片隅を照らす
小さなろうそくの一つ一つが
暗闇の片隅を照らす
小さなろうそくの一つ一つが暗闇の片隅を照らす
苦痛の轍の回転が止まるとき
焼き印を押す鉄の炎が消えるとき
子どもが子どもでいられるようになるとき
命知らずの暴漢たちが力を失うとき
波が寄せてきて彼らを飲み込むとき
自然の掟が身分のない者も権力者も迎え
無数のろうそくが燃えて
人間一人一人の心の暗い面を照らす






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小さなろうそくの一つ一つが
小さなろうそくの一つ一つが
人間一人一人の心の暗い面を照らす






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小さなろうそくの一つ一つが
暗闇の片隅を照らす












☆☆☆やんジーのつぶやき
2016年にリマスター盤で「グラミー賞」を受賞した3rdアルバム『死滅遊戯』に興味が沸いた。



































































































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# by my8686 | 2017-06-10 13:13 | 徒然なるままに | Trackback | Comments(0)

“これは我々が本当に望んだ人生なのか”ロジャー・ウォーターズの新作に刮目

早朝、ベッドの中でいつものデジタル新聞を斜め読みしていると、ロジャー・ウォーターズの25年ぶりのニュー・アルバムの全面広告に目が釘付けになった。




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『イズ・ディス・ザ・ライフ・ウィ・リアリー・ウォント?』“これは我々が本当に望んだ人生なのか”

トランプ政権を痛烈に批判したライブシーンに刮目しつつ、学生時代に夢中になったピンク・フロイドのアルバム残像が脳裏を過った。
そして、かつてロジャーがリーダーシップを握っていた時代のサウンド・コラージュが脳裏をかすめた。




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あらためて、ロジャー・ウォーターズの25年ぶりのニュー・アルバムの評論を読み解いてみよう。



注目されるべきは、ウォーターズが世界のさまざまな問題に触れた作品の数々、それらが放つ強烈なメッセージ。アルバムの表題そのまま“これは我々が本当に望んだ人生なのか”と世界に問いかけた問題作といえよう。

幕開けを飾るのは、表題を録音したループ・テープに重ね、自身の過去、怒りや不安を抱える現在を語るウォーターズのモノローグによる「WHEN WE WERE YOUNG」。




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次いで、老齢の身となった今を語り“もしも私が神だったら”と歌い始める「DEJA VU」だが、目は世界に向けられ、無人偵察機による爆撃の惨状の光景が描き出される。

生ギターの弦の有り様がくっきり浮かび上がるコード・ストローク、抑制のきいた端正なピアノ、厳粛なストリングスをバックに歌うウォーターズの表情は穏やかで冷静だ。だが、ドラムスが加わり、ドラマチックな盛り上がりを迎えると、歌声は怒りを込めた叫びにとって代わり、爆発音のSEが重なる。





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ピンク・フロイドの代表曲「吹けよ風、呼べよ嵐」を彷彿させる「PICTURE THAT」、ハード・ロック調の「SMELL THE ROSES」といった作品もあるが、多くはギター、ピアノ、ストリングスによる簡潔な音楽構成で、ウォーターズの歌を際立たせている。制作を委ねたナイジェル・ゴッドリッチの手腕は実に見事といえよう。






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ウォーターズの歌詞は、訳詞を手に取っても理解しがたいことが多い。もっとも本作では、北アフリカ、アフガニスタンとともに“日本”と、戦争の犠牲地が書き連ねられ、その仕掛け人が“頭の空っぽなリーダーたち”とする「PICTURE THAT」はじめ、具体的な事象や固有名詞の引用に加え直接的な表現が多い。よって歌詞の意味、作品に込めた意図を推し量りやすい。





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ウォーターズは第1次湾岸戦争や天安門事件に触発され、当時の世界情勢を背景に1992年に制作し発表した『死滅遊戯』を、2015年に再発表した。
その際の「私が当時言いたかったことの大半は、残念ながら今もなお残っている。もしかしたら92年当時よりもむしろ15年の人々の苦悩に寄り添っているのかもしれない」というコメントが物語るように、世界のどこかで起きている戦争、民族闘争、さらに過激派組織によるテロや、ヨーロッパ各国での右傾勢力の拡大などが本作への取り組みを駆り立てたに違いない。





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ドナルド・トランプ米大統領の誕生にも大いに刺激されたようだ。大統領の就任式の日、トランプを戯画化したフィルムをバックに歌う「ピッグ(3種類のタイプ)」を、それもメキシコ・シティーで収録したライヴをフェイスブックに載せた。

新作の表題曲「イズ・ディス・ザ・ライフ・ウィ・リアリー・ウォント?」では“大馬鹿者が大統領に就任する”との歌詞を織り込み、トランプ大統領を痛烈に批判。どこかの国の首相にもあてはまる作品である。不安が現代を生きる者の原動力だとし、不安や怖れがもたらす人種、外国人への差別、政治への不信、環境問題などにも言及し、一方で、それらに対して沈黙し、無関心な人々への憤りもあらわにする。




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それらとは対照的に、組曲仕立てになった最後の3曲、ことに「WAIT FOR HER」も印象深い。パレスチナの詩人、マフムード・ダルウィーシュの英訳版にインスピレーションを得た歌詞による美しいラブ・ソング。ウォーターズの反イスラエルの意思を明確に示しているという。






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アルバムの最後は、世界の現況に触れ、それを繰り返し伝えるTVのニュースに無関心な人々の存在を歌った「PART OF ME DIED」。穏やかで冷静な曲調のまま、大きな盛り上がりを迎えず、カタルシスを得られないエンディングに意表をつかれる。訪れる沈黙。その余韻の中で“そして、あなたはどうする?”と聴く者を突き放し、問い詰めるロジャー・ウォーターズを思い浮かべずにはいられない。





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☆☆☆やんジーのつぶやき
学生時代に良く聴いていた「Atom Heart Mother」。
マイルスやコルトレーンに聴き疲れした合間になんとなく流していた記憶がある。
デヴィッド・ギルモア中心の時代のものしか接点がなかった。
2017の今、あらためてロジャー・ウォーターズの25年ぶりのニュー・アルバムを聴いてみたいと思った。










































































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# by my8686 | 2017-06-09 09:09 | 徒然なるままに | Trackback | Comments(0)

「中核派十数人が逃走支援 大坂容疑者を再逮捕 渋谷暴動」を読み解く

1971年に過激派・中核派の学生らが警察官を殺害した渋谷暴動事件で、殺人など五つの容疑で警視庁に7日、再逮捕された大坂正明容疑者(67)の逃走を支援していたのは、中核派内で選ばれた十数人のメンバーとみられることが分かった。

警視庁は今後、犯人蔵匿などの疑いで捜査を進めるという。



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自分と同い年の大坂正明容疑者。現在も彼を支援する中核派の存在に、あの時代の残像が甦ってきた。





あらためて、この記事を読み解いてみよう。


捜査関係者によると、中核派のアジトから押収した資料を分析した結果、逃走支援グループのメンバーの条件は「思想性が強く、家族関係を清算し、気力と体力が充実していること」だといい、約4700人とされる中核派の構成員から選ばれた少人数で構成されていたという。




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このグループのリーダーとみられるのが、2012年3月、警視庁が捜索した東京都立川市内のアジトに居住していた非公然活動家の男(68)=詐欺容疑で指名手配。
男のもとで十数人が逃走を支援するために活動し、連絡役のメンバーが組織からの金や郵便物を大坂容疑者に届け、大坂容疑者から組織宛てのリポートを託されていたという。





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警察はこうした支援者についても調べており、大阪府警は7日、広島市内のアジトで大坂容疑者と生活していた活動家の鈴木哲也容疑者(52)を犯人蔵匿容疑で再逮捕した。中核派幹部の関与も捜査する方針。

大坂容疑者の再逮捕容疑は71年11月14日、東京都渋谷区の路上で、新潟県警の中村恒雄巡査(当時21)を鉄パイプなどで殴り、火炎瓶を投げつけて炎上させ、殺害したというもの。黙秘しているという。




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渋谷事件とはいったい何が蠢いた事件だったのか。
もう一度、読み解いてみよう。

1971年11月10日に沖縄県で打たれた沖縄返還協定批准阻止のゼネラル・ストライキ(11・10ゼネストまたは沖縄ゼネスト)に呼応して渋谷・四谷などで行なわれた「沖縄返還協定批准阻止闘争」で、革命的共産主義者同盟全国委員会(中核派)の学生ら約400人が1971年11月14日、渋谷で警戒中の機動隊や渋谷駅前派出所を火炎瓶等で襲撃。



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中核派の学生らが、規制しようとした関東管区機動隊新潟中央小隊(新潟中央警察署)に所属する巡査を鉄パイプで殴打して失神状態になったところにガソリンを掛けた上で、暴動の実質的リーダーだった大坂正明が火炎瓶を投擲。
巡査は全身火傷を負って、翌15日21時25分に死亡した。他3人が重傷を負った。

警察はこの事件に絡んでデモ隊を指揮した中核派委員長・松尾眞を逮捕(破壊活動防止法違反により懲役8年)。




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警察官殺害事件については大坂と星野文昭・荒川碩哉・奥深山幸男ら中核派の学生7人を犯人と特定し、その内大坂以外の星野・荒川・奥深山ら6人が1975年8月までに逮捕・起訴された。
1987年7月に星野に無期懲役、荒川に懲役13年が確定した(荒川は2000年7月に満期出所)。





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大坂のみがその後も逃亡を続け、殺人・放火・傷害・凶器準備集合・公務執行妨害容疑で指名手配された。

1971年の事件の国内逃亡犯に対して公訴時効(殺人罪は当時15年)が成立せずに指名手配されているのは、共犯の奥深山が一審懲役15年で控訴中の1981年に精神疾患のために公判停止になっており、共犯者の公判中を理由に刑事訴訟法254条2項の規定で公訴時効が停止していたほか、2010年に殺人罪の公訴時効が撤廃されたためである。




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奥深山の支援者などの弁護側は公判停止の長期化は迅速な裁判を侵害しているとして免訴を求めていたが、検察側は病状安定後の公判再開を目指していた。
なお奥深山は2010年1月に「病状安定」の鑑定結果が出ており、今後における公判再開の見込みが報じられていた。他に星野が冤罪を主張し再審請求を行なっている。










☆☆☆やんジーのつぶやき
大学3年の初冬、渋谷で起きた中核派の襲撃事件に時代の熱風の澱みのようなものを感じていた。
学生側には分派が生まれ、党派闘争が発生し、1970年以降は殺し合いに発展し異常な極限状態に暴走していく。

1971年、法政大学での中核派による海老原事件と、それに対する革マル派の報復から、両派は凄惨な内ゲバを繰り広げていった。
さらに革労協と革マル派の間での内ゲバも加わり、1970年代は全国の大学で暴力の恐怖が蔓延する激しくも澱んだ時代に突入していった。

そして、内ゲバや、赤軍派に代表される爆弾や銃による武装のエスカレート、連合赤軍での12名のリンチ殺人事件にまで発狂していった。
クラブ活動の延長のような時代の気分に流されただけの似非学生運動家たちは去り、その親衛隊からも支持を失っていった。

さらに1972年の沖縄返還などにより日本人の反米感情が薄れ、日本社会が豊かになるにつれ、学生たちは潮をひくように学生運動から遠のいていった。
1980年代以降は学生運動が存在するのは、ごく一部の大学のみとなり、それもごく一部の新左翼党派に属する学生に限られた運動となっていった。

そして2017年の今、大坂正明容疑者が逮捕された。
今あらためて、彼の今の正直な気持ちを訊きたいと思った。
逃亡の果に掴んだものは、はたしてなんだったのか。

間違っても、「安堵感と反省」などという屈辱的な言葉は、口にしてほしくない。
なぜ、大人しく逮捕などされてしまったのか。あの時代に抗ってきた同世代の男として、ふとそんな感情が込み上げてきた。
















































































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# by my8686 | 2017-06-08 10:22 | ヘビーな話は、謹んで | Trackback | Comments(0)