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Audi R8

アウディ ジャパンは、フルモデルチェンジした新型「R8」の展示イベントを3月26日に富士スピードウェイで行い、7月5日より販売を開始することを発表した。
併せて、サブブランド「AUDI SPORT」の日本投入も明らかにしたという。



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土曜休日の朝は、あらためて新型R8の進化ぶりをじっくりみてみよう。


■全てが進化
2007年の日本投入より9年を経てアウディ「R8」が、ついに2代目へと進化した。
日本市場には、標準モデルの「R8 V10 5.2FSI quattro」と上級モデルの「R8 V10 5.2FSI quattro plus」の2タイプを投入。
主なトピックには、さらなる出力向上を果たした5.2リッターのV10エンジンや新開発のクワトロフルタイムAWDシステムの搭載、そして新世代のアウディ スペース フレーム(ASF)の採用などがある。




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先代のイメージを踏襲するエクステリアは、ミッドシップモデルであることを意識させるフォルムを持ち、よりシャープさが強調されている。





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ボディサイズは、全長4,426×全幅1,940×全高1,240mmと全長と全幅は先代とほぼ同等となるが、全幅のみ約40mm拡大された。
しかしながら、ボディ単体の重量は、アルミと炭素繊維複合素材(CFRP)を組み合わせたASFを新開発することで、先代より10kg下回る200kgを実現しているという。




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ドライバーの背後に収められた5.2リッターV10 DOHCエンジンは、全面的に刷新されており、2つの仕様を用意される。
R8 V10用は、最高出力540ps/8,250rpm、最大トルク540Nm/6,500rpmを発生する。





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一方、R8 V10 plus用では、最高出力610ps/8,250rpm、最大トルク560Nm/6,500rpmとなり、更なる出力向上が図られている。
このR8 V10 plusは、0-100km/h加速が3.2秒。最高速度は330km/hに達する。






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さらに両エンジンには、環境負荷低減と燃費向上対策として、片バンクを休止させる「シリンダー オン デマンド(COD)」や55km/h以下のアクセルオフでエンジンと駆動系を切り離す「コースティングモード」、アイドリングストップの「スタートストップシステム」も備えている。





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トランスミッションは、デュアルクラッチ タイプである新開発の7段Sトロニックを採用。
さらに標準搭載されるAWDシステム「quattro」を刷新することで、前後のトルク配分をより素早く、より幅広い範囲で制御することを可能とした。





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■アウディ バーチャル コックピットを標準装備
インテリアの最大の変化は、センターコンソールのディスプレイの廃止だろう。
全車にメーターと各種インフォメーションの表示を可能とした12.3インチTFTディスプレイのメーターパネル「アウディ バーチャル コクピット」を標準採用。
ドライバーは、メーターパネルから視線を移すことなく、車両からのさまざまな情報を得られるようになった。
これによりダッシュボード中央に備わるスイッチは、エアコンの操作パネルなど最小限に留められている。




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ハンドメイドによる生産体制もあり、初年の導入台数は、100台に限定されている。
価格は「R8 V10 5.2FSI quattro」が2,456万円、「R8 V10 5.2FSIquattro plus」が2,906万円となる。
どちらもステアリングは左右の選択が可能だ。



■アウディのスポーツイメージを牽引するAudi Sport
新型R8導入とともに、サブブランド「Audi Sport」を展開することが合わせて発表された。
Audi Sportは、アウディのモータースポーツ活動のために創設されたもので、近年はWECやDTMなどへの参戦、プライベートチームへのGT3マシンの供給を柱としてきた。
今後は、モータースポーツ関連のみならず、R8やRSモデルの販売、Audi Sportブランドグッズの開発及び販売も行っていくという。

日本市場では、店舗の一部に専用スペースを備えた「Audi SportStore」を全国で展開。
この店舗では、R8の取扱いに加え、Audi Sport関連商品の展示や販売などを手掛ける。
2016年度中に24店舗をオープンし、その後も順次拡大される予定だ。

このほかにも高性能モデル「RS」の性能をさらに向上させた「RSPerformance」の導入や新型R8ベースのGT3レーシングカー「R8 LMS」で、スーパーGTに今シーズン参戦する2つのプライベートチームの支援などの取り組みを通じて、アウディのスポーツイメージ向上を図っていく。





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Audi R8 V10 Coupe 5.2 FSI quattro|アウディ R8 V10 クーペ 5.2FSI クワトロ
ボディサイズ|全長 4,426 × 全幅 1,940 × 全高 1,240 mm
ホイールベース|2,650 mm
トレッド 前/後|1,638 / 1,599
車両重量|1,670 kg
エンジン|5,204cc V型10気筒 DOHC
最高出力| 397 kW(540 ps)/8,250rpm
最大トルク|540 Nm(55.1 kgm)/6,500rpm
駆動方式|4WD
トランスミッション|7段デュアルクラッチ(Sトロニック)
ハンドル位置|左 / 右
価格|2,456万円



Audi R8 V10 plus Coupe 5.2 FSI quattro|アウディ R8 V10プラスクーペ 5.2FSIクワトロ
ボディサイズ|全長 4,426 × 全幅 1,940 × 全高 1,240 mm
ホイールベース|2,650 mm
トレッド 前/後|1,638 / 1,599
車両重量|1,630 kg
エンジン|5,204cc V型10気筒 DOHC
最高出力| 449 kW(610 ps)/8,250rpm
最大トルク|560 Nm(57.1 kgm)/6,500rpm
駆動方式|4WD
トランスミッション|7段デュアルクラッチ(Sトロニック)
ハンドル位置|左 / 右
価格|2,906万円








☆☆☆やんジーのつぶやき
12.3インチTFTディスプレイメーターパネル「アウディ バーチャルコクピット」が標準採用されたR8。
電子制御に頼りきった進化のかたちには未だになじめない。
いまだにガラケーにこだわっている86乗りとしては、OB-LINKのタブレット情報にこだわり続けている。
























































































by my8686 | 2016-04-02 13:01 | スポーツカーが、やっぱり好きだ。 | Trackback | Comments(0)