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HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE 代官山店を読み解く

広島が1-5で日ハムにサヨナラ負けした。まさかの逆転サヨナラ満塁本塁打だった。神ってる負けっぷりである。広島はあとがない。第6戦は、明日29日マツダスタジアムに舞台を移して行われる。まさかの本拠地での惨敗劇は観たくもあるまいが、最悪のシナリオは予想しておくべきだろう。天気を味方につけるなら、小雨よ降れ。ドーム内の地響きと反響に官能が狂わされたか、鯉よ、ホームグランドで瀧登れ!!




さて本日は、怒り冷めやらぬ気持ちを鎮めつつ、今年6月にブランド初となる単独路面店を出した「HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE」をみてみよう。





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代官山に建つ2階立てのショップ。
ここにシーズンごとのコレクションから、定番の「BASICS」シリーズ、毎月新色が登場する「MONTHLY COLOR」シリーズ、そしてフォーマルを意識したジャケットなどを揃え、一層ブランドの世界観を感じられる空間づくりとなっている。
またプリーツ加工をしていないTシャツやパンツも登場し、スタイリングの幅を広げての提案となっているという。






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店舗デザインはプロダクトデザイナーの深澤直人氏が手掛け、「台形のコンクリートの箱のような建物の中には梁がない。だから薄く幅の広い梁を通し、視線よりも上方の空間を間仕切り、 その下に服を整然と下げた。空間に HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE の服が浮いているような感じがした。」とコメント。







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アイテムは、規則的にかけられたプリーツとリンクするように整然と並び、吊るしてディスプレイされることによって軽さと立体感というブランドの特徴を視覚的に楽しむことができる。






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2016年秋冬コレクションのテーマは「CHALLENGE」。







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歴史、研究、開発。ものづくりに必要な試行錯誤の連続や、繰り返される探求を3つの挑戦「カラー」「シルエット」「テクニック」をキーに表現したという。






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「カラー」では、世界各国の国旗をインスピレーションに、弾けるようなカラーリングを見せ、「シルエット」では、袴のモチーフやウエスト部分がゴムになったボクサーパンツのような新型アイテムも登場。






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それらに木版を彫って作った柄や、手描きとコンピューターのピクセルを合わせた柄など、ひと手間加えたプリントの「テクニック」で仕上げている。







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国立新美術館で開催された「MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事」で、プリーツ加工時のユニフォームとして着られているジャンプスーツ。オープンに合わせて、限定20着が用意された。






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■HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE

現代を生きる男性のための新しい日常着を提案するブランドとして、2013年11月に誕生。 シワにならず、乾燥性に優れたテキスタイルを採用し、規則性のある一定幅でかけられたプリーツにより、肌に密着しない工夫をしている。軽くて動きやすい着心地、メンテナンスが簡単で携帯しやすいことが大きな特徴で、着る人をよりアクティブに、より快活に見せ、新しい発見がある服づくりを目指している。




HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE / DAIKANYAMA (オム プリッセ イッセイ ミヤケ 代官山)
ADDRESS:東京都渋谷区猿樂町 19-8 T2 A 棟
TEL:03-6277-5085
OPEN:11:00〜20:00









☆☆☆やんジーのつぶやき
三宅一生の仕事は、昔から興味深く眺めてきた。
刺激あるデザインとして傍観するばかりで、現実には肌につけることは少ない。
しかし唯一、その昔買った夏用のネクタイが一本ある。
毎年夏になると、思い出したように締めて楽しんでいる。
































































































by my8686 | 2016-10-28 13:22 | 挑発する建築&空間 | Trackback | Comments(0)