イスラム過激思想、傾倒か IS系が犯行声明 英テロ容疑者

ロンドン中心部の英国会議事堂とその周辺で3人が死亡、約40人が負傷した22日のテロ事件で、英警察は23日、射殺された実行犯はカリド・マスード容疑者(52)と発表した。
英南部ケント州出身で、傷害やナイフ所持など複数の罪で有罪判決を受けたことがあるがテロ関連の犯罪歴はないという。





c0352790_12393576.jpg



メイ首相は同日、同容疑者について、英国出身で「イスラム過激思想に感化された」との見方を示した。
数年前に、英当局による過激派の捜査で関係者として浮上したことがあるが、現在は捜査対象にはなっていなかったという。




c0352790_12395535.jpg



一方、過激派組織「イスラム国」(IS)系列とされる「アマク通信」は同日、「(ISを空爆する)有志連合国の市民を攻撃せよという呼びかけに応じ、ISの戦士が実行した」と犯行を主張する声明を出した。だが組織的関与は不明だ。

マスード容疑者は、国会議事堂につながるウェストミンスター橋で通行人をはね、議事堂の敷地で警官を襲った後、射殺された。
単独犯とみられている。当局は22日夜から容疑者の関係先とみられるロンドンや中部バーミンガムなどを家宅捜索し、8人を逮捕した。



c0352790_12401160.jpg




ロンドン警視庁は23日、犠牲者を、当初発表の4人から、警官の男性(48)と通行人の男女の計3人と修正した。
また7人が重体という。日本人の被害は報告されていない。

昨年6月の英国の国民投票で「欧州連合(EU)離脱」という結果をもたらした背景の一つには、移民や難民に対する排外主義的な風潮があったとされる。
フランスやドイツで重要な選挙を控える中、動揺が広がる恐れもある。



c0352790_12403124.jpg




メイ首相は下院で読み上げた声明で「昨日のテロ事件は、我々の民主主義を沈黙させようとした」と非難。
「民主主義と、それに伴う価値――言論の自由や人権、法の支配という価値は常に打ち勝つ」と述べ、「テロへの最善の対応は何百万の人が普段通り行動すること。敵の勝利を阻み、決して屈しないことを示そう」と呼びかけた。





c0352790_12404795.jpg




EUの首相にあたるユンケル欧州委員長は「欧州は共に、愛が常に憎しみを、寛容が常に恐怖を打ち負かすことを証明し続ける」と連帯を約束。

イスラム教徒のロンドンのカーン市長も22日、「私たちを傷つけ暮らしを破壊しようとする者たちに、私たちは結束して立ち向かう」と強調。
23日夕にトラファルガー広場で追悼式典が行われる予定だ。




c0352790_12410341.jpg



さらに、ジハードの名における軍事行動そのものだけでなく、それを律するイスラーム戦争法についても見てみよう。


これらが今もって摩擦の種となっている。

イスラーム戦争法では女性捕虜の強姦は合法であり、勝利者であるイスラーム戦士の正当な権利として認められる。

また現代の戦時国際法では捕虜とした兵士を処刑する場合、正当な理由があり且つ裁判などの定められた手続きを踏まなければならないが、イスラーム戦争法ではそのような理由や手続きがなくとも司令官の一存で捕虜を処刑することが許されている。

しかしこれはあくまで許されているだけであり、義務ではない。



c0352790_12412502.jpg



そして民間人の捕虜であっても健康な成人男子ならば、戦闘員の捕虜と同様に取り扱うことが認められており、したがって司令官の判断による処刑も合法である。

2004年に起こったイラクの日本人青年人質殺害事件では、人質となった青年は旅行者で戦闘にまったく関わりを持たない民間人であったが、日本のイスラーム法研究者の中田考はこの規定の存在を指摘して、イスラーム戦争法では当該青年の殺害は合法であるとも述べている。





c0352790_12414897.jpg



ただし、当たり前ではあるが戦時国際法が国際的に制定され国家間で遵守されているのに対し、イスラム戦争法に関しては戦時国際法の及ばない紛争関係で横行しており、国際的に捕虜の権利が認められた現代においては(特にイスラムにおける女性蔑視の観点が未だに取り入れられていることもあり)、批判対象ともなる。





☆☆☆やんジーのつぶやき
イスラーム戦争法など知る由もない日本人が多い。
民間人の捕虜であっても健康な成人男子ならば、戦闘員の捕虜と同様に取り扱かわれることを再認識せねばなるまい。





































































[PR]

by my8686 | 2017-03-24 03:24 | ヘビーな話は、謹んで | Trackback | Comments(0)

トラックバックURL : https://my8686.exblog.jp/tb/26529347
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。