「エンゲル係数、29年ぶり高水準 食文化の変化が影響か」を読み解く


消費支出のうち食費が占める割合を示す「エンゲル係数」が急伸しているという。
総務省の家計調査によると、2016年(2人以上世帯)は25・8%と前年から0・8ポイント上昇し、29年ぶりの高水準になった。


かつては、低下することが「豊かさを測る尺度の一つ」と教わった係数がなぜ今、上昇しているのか。





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あらためて、その内容をみてみよう。


東京都江戸川区のスーパー「いなげや」の総菜売り場で、近所の女性が和洋とりどりのおかずの品定めをしていた。
「夫の介護で疲れているときはお総菜にしています。手作りするのと半々ぐらい」。
女性は要介護2の夫と二人暮らし。介護費がかさみ、年金だけでは足りず月10万円ほど貯金を取り崩して生活する。それでも「食費はかかるけど、そうも言っていられない」。





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「時間がなくて、ついついお世話になっています」と話すのは会社員の女性(44)。
夫と共働きしながら2人の子育て中。「割高だけど、時間を買うと思って週に3回ぐらいは買っています」






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高齢化や共働き世帯が増える中、家計の「食」の中身は、かつてと様変わりしている。
中でも総菜など「調理食品」が消費支出に占める割合は16年に3・4%と、30年前(1・8%)の倍近くに増加。
外食や、ペットボトルで買うことも増えた飲料などが伸びているのも特徴だ。





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経済成長とともに下降の一途をたどってきたエンゲル係数は、05年を境に上昇傾向に転換した。
総務省が14~16年の上昇幅1・8ポイント分について分析した結果、その半分の0・9ポイントを占めたのが食品価格の上昇。
円安で輸入食品の価格が上がっているのに加え、中国など世界的な食料需要の高まりなどが背景にある。







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そこに、調理食品や外食の増加などライフスタイルの変化(0・2ポイント)や、将来に備えた節約志向などで消費支出そのものが減った影響(0・7ポイント)が加わった。

 「生活にゆとりのないばあい、他の生活費は減らせても、食料費だけは減らすことが難しいので、一般的には、エンゲル係数が大きくなる」

30年前の中学「公民」の教科書でこう説明されていたエンゲル係数だが、最近の上昇は貧困の予兆なのか。







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岐阜大の大藪千穂教授は「かつてと違い、高齢化や為替変動、食文化の変化など様々な要因が全部混ざってエンゲル係数が上がっており、『上昇したから貧困』と直結はできなくなっている」と指摘。
一方で、「特に低所得者層にとっては今でも生活の大変さを表す指標の一つとして重要な意味を持ち、中身を分析して影響を考えていく必要がある」と話す。







☆☆☆やんジーのつぶやき
ますます飽食化する格差社会でのエンゲル係数の読み方にも多様性がいる。
かつての総中流社会も05年を境に様相が変わりはじめた。
人生もロードバイクと同様、体幹を鍛え、骨盤バランスを整えて行かねばなるまい。
















































































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by my8686 | 2017-03-30 13:30 | 徒然なるままに | Trackback | Comments(0)

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