ティラーソン米国務長官は9日放送のABCテレビの番組で、シリアへのミサイル攻撃は北朝鮮への警告の意味が込められていたと強調し「他国への脅威となるなら、対抗措置を取るだろう」と述べた。
シリア攻撃と北朝鮮対応との関連性を問われたティラーソン氏は、国際的な義務への違反を続け、地域の安全を脅かす全ての国家は報復措置に直面するとのメッセージだと答えた。
CBSテレビとのインタビューでは、米中首脳会談で北朝鮮情勢を協議したことを明らかにし「緊張が高まっており、何らかの対応をせざるを得ない状況だと(中国の習近平国家主席は)明確に理解したはずだ」と述べた。
この発言を裏付けるかのように、米海軍当局者は8日、原子力空母カール・ビンソンを中心とする第1空母打撃群が、シンガポールから朝鮮半島に向け、同日、出航したと明らかにした。
「朝鮮半島近くでのプレゼンス(存在感)を示すためだ」としている。核・ミサイル開発を続ける北朝鮮をけん制する狙いがある。
米海軍第3艦隊によると、カール・ビンソンはオーストラリアへの寄港計画を変更した。米太平洋軍のハリス司令官が命令を出した。
北朝鮮は最近、ミサイル発射やエンジン燃焼実験を繰り返している。5日にも弾道ミサイルを発射したが、失敗に終わったとみられる。
第1空母打撃群は1月上旬、西部カリフォルニア州サンディエゴを出港。南シナ海などで活動し、米韓両軍の合同野外機動訓練などに参加。カール・ビンソンは3月15日にも韓国南部釜山に入港している。
☆☆☆やんジーのつぶやき
迂闊に反応してしまったトランプの暴走劇に唖然とさせられてしまった昨日。
さらに、北朝鮮暴君の核暴走にも危機感を募らせざるおえない週明けとなってしまった。
こんな狂ったトップたちに、このかけがえのない地球を破滅させられてしまっては、たまったものではない。