土曜休日の朝は、B&Oの最新作「BeoLab 50」をみてみよう。
ここ最近、愛用していたipodの内臓充電池がショートしてしまい、いつもの真空管アンプで鳴らすJBL D-130の快音を聴けずにいる。
いたしかたなく、ノートPCでYouTube-jazzをJBL-Bluetooth-SPに飛ばして聴いている。
ふくよかで深みのある原音が昔からの基準になっている世代にとっては、最近のイノベーティブなSPの存在は驚異のなにものでもあるまい。
クルマと同じで電子制御された滑らかさに一抹の違和感を憶えるのと同じなのだろう。
スピーカーの新境地と言われる「BeoLab 90」の遺伝子を継承した最新作「BeoLab 50」は、はたしてどうなのだろうか。
アイコニックでイノベーティブな最新作「BeoLab 50」。
細見のハイパフォーマーから奏でられる最高峰の音質。
「BeoLab 50」は、最新型スピーカーBeoLab 90の血統を引き継ぐスピーカーだという。
まず、目を引くのは場所を取らずに設置できる背の高い細身のシルエット。
アルミニウムとオーク材のパネルはBang & Olufsenらしさを醸し出している。
物理的な音響環境を測定して補正フィルターでピンポイント、または部屋全体に向けて、最適なサウンドを繰り出すことが出来るという。
さらにアプリ操作で、リスニング設定のプリセットを作成・選択することもできるという。
パーフェクトなバランスの高性能スピーカーでまたとない瞬間を楽しんでみるのも良いだろう。
9月9日より日本全国のバング&オルフセン販売店にてリリース。
BeoLab 50
1ペア合計 475万円(税別)
☆☆☆GGのつぶやき
こんな高性能なSPならば、最近すっかり聴かなくなったエリックドルフィーの名盤をもう一度思いっきり浪々と鳴らしてみたいものである。
昔は、JBL D-130をマウントした自作バックロードホーンでコルトレーンの「至上の愛」を大音量で聴きこんでいたものだが。
ガラス窓が共振しだすと官能までが沸騰してしまっていた。