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B&O/BeoLab 90を読み解く

昨日午前中は、ipodの内臓電池交換をする。分解に想定以上手こずるもかろうじて完了。
今日は、その復元作業に入る。



それはさておき、昨日に続き進化したSPの話題を読み解いてみよう。


Bang & Olufsenが創業90周年を記念して発売した新しいホームユース用スピーカー「BeoLab 90」である。



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どのような視聴位置でも"至高"のサウンドを届けられるという最新技術、音の指向性をコントロールする18個のスピーカーユニットを搭載した斬新なデザインを取り入れている。

360度どの方向から見ても美しい「インテリジェントなスピーカー」を目指したというだけあって、一目で官能を虜にするフォルムをしている。




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B&Oの最新技術「Active Room Compensation」を採用した「BeoLab 90」。

部屋そのものや家具、スピーカーの位置やリスニングポジションによる影響を補正し、3種類のモードから音の範囲を調整できる「Beam Width Control」機能が搭載されている。




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テレビと接続してWIDE設定にすると映画館にいるような臨場感のある空間を創出する。
また、黒いファブリックカバーがスピーカー全体を船の帆のように覆うデザインは、「BeoLab 90」のサウンドの広がりを表現しているという。





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片chあたり合計18個のスピーカーユニットと専用にカスタムメイドされたアンプ、そしてDSPを搭載したアクティブタイプのスピーカーシステムである。サウンドの範囲や指向性を制御することで、部屋の環境に左右されることなく、様々なリスニングポジションから高品位なサウンドを楽しむことができる。




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革新的な音響技術とタイムレスなデザインを融合。





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セットアップやリスニングポジション、指向性の変更などの管理は、専用アプリから行える。またスピーカーのキャリブレーションを行う際に使う測定用のマイクも同梱されているという。





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総重量65kgを超えるアルミ製キャビネットをベースに設計されており、頑強さも備える。湾曲した木製ベースは床から浮いているように見せている。






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入力はアナログがXLR/RCA、デジタルがUSB、光、同軸(いずれも192kHz/24bit対応)を搭載。
ワイヤレス接続も可能でWireless Power Link(48kHz/24bit)、WiSA(96kHz/24bit)に対応している。





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スピーカーユニットはいずれもスキャンスピーク製で、30mm「Illuminator」トゥイーターを7基、86mm「Illuminator」ミッドレンジを7基、212mm「Discovery」ウーファーを3基、260mm「Revelator」フロントウーファー1基を搭載する。

アンプはトゥイーター用にICEpower「AM300-X」を7基、ミッドレンジ用に同じく「AM300-X」を7基、ウーファー用にHELIOX「AM1000-1」を3基、フロントウーファー用に同じく「AM1000-1」を1基備える。

DSPはアナログ・デバイセズ製「ADSP-21489 - 450MHz」を2基搭載している。





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☆☆☆GGのつぶやき
その昔は、自作したSPにあわせて部屋のデッドニングや家具の配置調整を行ったものだが、SPみずからが補正するとは、世の中進歩したものである。
こんなことを言っている自分自身がすでにガラパゴス化してしてしまっていると反省しきりである。
こんな利口なSPを傍におけたなら、やはりじっくりと聴きこんでみたいのは、マイルスやコルトレーンの名盤達であろう。


















































































by my8686 | 2017-09-03 11:02 | デザインに何ができるか | Trackback | Comments(0)