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「本と珈琲 梟書茶房」を読み解く

9日のニューヨーク株式市場は、トランプ米政権が進める税制改革に不透明感が出てきたとの見方から、大企業でつくるダウ工業株平均が8営業日ぶりに反落し、前日より101.42ドル(0.43%)安い23461.94ドルで引けた。

ハイテク株の比率が高いナスダック市場の総合指数も反落し、同39.07ポイント(0.58%)低い6750.05で取引を終えたという。

不透明感のまま今週末は終わりそうである。






それはさておき、今年6月エソラ池袋4Fにオープンした「梟書茶房」を見てみよう。



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「梟書茶房」の案内を読み解いてみよう。


■梟書茶房のはじまり

砂山は、小さな小さな砂粒からできています。

もしも、気まぐれに、そこから数粒の砂を除いても、砂山は変わらず、砂山のままに見えますね。




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さてその行為を、何度も繰り返したらどうなるでしょうか。

最後に一粒だけの砂が残されているときに、我々はそれを「砂山」と呼べるのでしょうか。




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いえ、まさか。それは砂山ではありませんね。
ではでは、砂粒が何粒だったら、それを砂山と思えるのでしょうか?
砂山が砂山に見えるための最小の砂粒の数が、どこかに存在するのでしょうか?




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この設問は「砂山問題」と呼ばれ、論理・哲学などを考えるときに引き合いに出されます。

概念を構成する最小単位を考えるのは、とても興味深いことです。




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梟書茶房を作った二人の男は奇矯です。

菅野眞博は「珈琲」を、柳下恭平は「本」を、それぞれに偏愛し、彼らは人生という砂山から、それらが取り去られれば、どれだけ大量の砂粒が残っていても、それを人生と呼びません。

その偏愛の二人が出会い、本と珈琲の魅力を伝えようとして作ったお店が梟書茶房です。

ここは、書房でしょうか、茶房でしょうか。融合したそれを、彼らは「書茶房」としました。

ここがどのような場所なのか、皆さま、ぜひぜひ、お越しくださいませ。



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■珈琲とシークレットブックセット

梟書茶房では、数量限定でシーズンごとに「珈琲と本のセット」の販売をいたします。
珈琲は、本のイメージに合わせてオリジナルにブレンド。
本は、袋綴じとなっているので、本がお好きな方や、プレゼントにも最適です。




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■梟書茶房の案内図



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☆☆☆GGのつぶやき
実にそそられる茶房である。
不透明な経済や怒り爆発しそうな一強政治など忘れて、こんな茶房でのんびり過ごすのも一興。
奇矯なる男たちが作った茶房に、一度足を踏み入れてみよう。






















































































by my8686 | 2017-11-10 10:56 | 挑発する建築&空間 | Trackback | Comments(0)