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西野嘉章の「情報化の推進」を読み解く

BS放映で興味を抱いた西野嘉章氏の研究活動をあらためて見る第三回目。


3)情報化の推進

①博物館に蓄積された学術標本のデジタル情報化推進



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②個々の標本の属性に応じた情報化手法の開発



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③デジタル・アーカイヴ・システムの近未来的なあり方(学誌財グローバル・ベース構想など)の研究開発



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■デジタル・アーカイヴ・システム


デジタルアーカイブ(英語:digital archive)とは、博物館・美術館・公文書館や図書館の収蔵品を始め有形・無形の文化資源(文化資材・文化的財)等をデジタル化して記録保存を行うこと。

デジタル化することによって、文化資源等の公開や、ネットワーク等を通じた利用も容易となる。
資料を精緻にデジタル化することにより、オリジナル資料へのアクセスの必要性を減らすことが出来るため、将来的にも資料の傷みを最小限にすることが可能になる。




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東京国立近代美術館フィルムセンターでは、2002年より所蔵映画のデジタル復元を行っている。日米共同で行われた『羅生門』(1950年)の復元作業は全米映画批評家協会賞の映画遺産賞を受賞した。




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2017年には国産アニメ生誕100周年を記念して『なまくら刀』(1917年)を始めとする戦前のアニメ作品をデジタル化し、Web上で試験的に公開する試みを行っている。




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☆☆☆GGのつぶやき
『羅生門』のデジタル復元版には官能が沸騰した記憶がある。
黒澤の映画遺産は、日本の宝といえよう。









































































































by my8686 | 2018-05-10 14:27 | ぶらぶらアート観賞 | Trackback | Comments(0)