12/31(月)大晦日。
今年も様々な動きがあった。
2018年、今年1月のスタート時を振り返ってみよう。
1月
1/5 東京株式市場活気づく
年明け最初の取引となる大発会を迎えた4日の東京株式市場で日経平均株価は700円超値上がりし約26年ぶりの高値をつけた。
米国の株高に加え世界的な景気拡大が続くとの見方から、日本企業の好業績を期待する買い注文が膨らみ、日経平均終値は前年末より741円39銭(3・26%)高い2万3506円33銭。TOPIXは、同46・26ポイント(2・55%)高い1863・82。大発会での値上がりは前年479円79銭高に続き2年連続の高騰をみせ、米経済の好調さが裏付けられた。ダウ工業株平均も史上最高値を更新した。
1/11 パナ、車載AI「アレクサ」を開発
パナソニックが米アマゾン「アレクサ」の車載システムを開発。インターネット経由ではなく車内温度やオーディオの音量の調節などを可能にするという。
1/12 アマゾンAI、米発売トヨタ車導入へ
トヨタも米アマゾン「アレクサ」を米国で2018年に発売するトヨタ車とレクサス車の一部に導入すると発表。
1/26 GE複合経営難局、赤字1兆円 主力事業分離検討
長く優良経営の手本とされてきた米GEが苦境に立たされた。主力の電力事業の不振が深刻化したところに、過去の「負の遺産」が表面化し、1兆円超の赤字決算に追い込まれた。幅広いビジネスを手がけるコングロマリットの代表格が解体に近い経営改革を迫られた年明けでもあった。
☆☆☆GGのつぶやき
企業の栄枯盛衰を感じさせる年明けであった。
米国景気は、当面、2%半ばを中心とした成長が続くと見込まれるため、FRBは利上げを継続。ただし、2019年入り後、財政拡大や金融緩和の効果が減衰するにつれて、景気減速が明確化するとみられることから、FRBは様子見姿勢に転じ、2019年6月で利上げは打ち止めになると予想されている。
長期金利は、トランプ政権の政策運営に対する不透明感や不安定な株価動向などから、一時的に下振れる局面はあるものの、米景気が堅調に推移するなか、当面、緩やかに上昇していく見通しのようである。景気の減速が明確化する2019年半ば以降は、横ばいで推移すると予想されている。