本日は、コーヒーブレイクを兼ね、日常風景的「マイオーディオ事情」を記しておこう。
オーディオ彷徨も紆余曲折の年月を経て、現在落ち着いているリビング風景である。
プリメインアンプは、最近購入したKENWOOD「 KA-NA7」。
購入動機は、「あらゆる音源を、高品質で聴くスタイル」と「手軽にPCオーディオの世界」が構築できること。
ノートPCに保存したジャズコレクションファイルの再生に対応し、簡単・コンパクトにハイレゾの高音質が楽しめる。
ハイレゾファイルは192kHz/24bitまでカバーされているのも嬉しい。
光デジタル入力端子も装備されているので、光出力搭載テレビ、レコーダーなどの音声を本機で楽しむ事もできる。
ドライブするSPは、昔から愛用しているJBLブックシェルフ型2WAYスピーカー「Control 1Pro」。
バスレフ型のエンクロージャー構造とあいまって十分にエイジングされた艶のある音が今も気に入っている。
サブウーファー用には、「SOUND WARRIOR」の真空管アンプを使う。
6BQ5×2本、12AX7×1本といういたってシンプルな構成。残念ながら現在は生産中止となった逸品である。
サブウーファーSPには40年近くの付き合いとなる「JBL D130」38センチ103dB/W・mという大口径の高能率フルレンジユニットをあてる。
手づくりの平面バッフルに入れてドライブする。これのエイジングレベルは、熟成の域に到達。艶と円やかさ、そしてライブ感は申し分ない。
そして今回、新たにサブウーファー用のチャンネルデバイダーを構成に入れる。
O社Stereo編・特別付録のフォステクス製。低音用に特化し、200Hz以下の低域信号を抽出・コントロールする機器である。
2chで可変のローパスフィルターと音量の調整、位相の切換えができる。
メインシステムアンプがBLT接続にも対応できるので選択肢は広い。要するに、アクティブ型アンプのサブウーファーのコントロール部が別筐体になったというイメージである。
だから、アンプとスピーカーをお好みの組合せで選ぶことができるわけである。
サブウーファーを少しパワーをかけた状態で鳴らす。次にクロスオーバーを調整しながらボーカルの明瞭度と低域の量感のバランスを決めて行く。こうしてカットオフ周波数とサブウーファーの音量を調整しながら追い込んで行く楽しみがある。
音源ソースによりベースの量感もドラムの撓り感もお好みで調整ができるのが嬉しい。
サブウーファーの大口径フルレンジユニットを真空管アンプで駆動しつつ、メインSPは最新のフルデジタル処理されたアンプで駆動。
音質の劣化を最小限に抑え、電源部にオーディオ用コンデンサを採用することで、高音域の自然な伸びを実現させているKENWOODの本気度に驚く。
まさにハイブリッド構成となったマイオーディオ事情なのである。
再生音源の基準とするのは、やはり旅の残像が導く、ビル・エヴァンスの「ライヴ・アット・モントルー・ジャズ・フェスティバル」であることは言うまでもない。
音のターゲットバリューとなるのは、やはりこのモントルーでのライブの臨場感。
ビル・エヴァンスのピアノ、エディ・ゴメスのベース、ジャック・ディジョネットのドラム。これらの限りなく原音に近い「ライブ感」。
目を閉じ、瞑想状態に入ると同時に、眼の前に立ちあがるインタープレイの「ライブ感」。
メロディックなラインでピアノに絡んでいくエディ・ゴメスのベース。そこにジャック・ディジョネットのドラムが大きく「うねり」を創り出して行く。
革新的なトリオのインタープレイにいつしか官能の襞が麻痺していく。
ビル・エヴァンスの左手が創り出す独特のハーモニー。この「複雑な構造を持つ和音」にいつしか官能が癒されつつ覚醒されていく。
最も効果的な3音か4音を選び、繊細で緻密な音の重なりが構築されていく。
☆☆☆GGのつぶやき
デジタル音源再生の進化は日進月歩の感が強い。
「音遊び」にますます磨きをかけて行きたいものである。