コロナ禍の今、「シミュレーション・ドライブ」の旅は続く。
この旅の基因は、宗教学者・釈撤宗氏のこの言葉。
「日常とは別の扉を開き、共振現象を誘発しつつ、琴線へとアクセスする。」
映画「TENET」の舞台「アマルフィ」を旅の基点に、ナポリ~ローマ~フィレンツェ~ヴェネツィアを経て、ミラノ~パリ~スイス~ドイツ~英国へ渡り、SCOの「ノース・コースト500」に刺激され、米国の「ルート66」を逆ルートでNYまで走り、さらに映画「ノスタルジア」の舞台トスカーナに飛び、フィレンツェ~モデナ~トリノへ、さらにミラノに入った。
さて本日は、昨日の「City Life」探訪を記録しておこう。
一口で言えば、「ザハ・ワールド」と言って過言ではない。
イタリア最大の都市ミラノに「シティライフショッピング地区」として、まさに近未来的なハイストリートが構築されている。
現代的なトレトーリ建築には、ザハにくわえダニエル・リベスキンド、日本の磯崎新が加わっている。
脇道にそれるが、ザハの名前に触れるたびに、新国立競技場コンペの悲劇的なドタバタ劇が脳裏を過る。
当時の日本政府の閉塞感を象徴する「事件」と言ってもよいだろう。
あの時、安倍元首相の建設計画の白紙撤回宣言に、日本国の未来という方向性そのものが閉ざされたと感じた。
それに反し、ここミラノの文化的英断に拍手をおくりたい。
シティライフショッピング地区は、ザハハディッドアーキテクツ(モール)、ワンワークス(中央広場)、マウロガランティーノ(ミラノのハイストリートを彷彿とさせるオープンエアの遊歩道)によって設計されている。
具体的にフロアーを観て行こう。
シティライフショッピング地区には3つのショッピングエリアがある。
2階建てのショッピング複合施設は歩行者専用道路でつながっており、大きな中央広場と屋外の遊歩道が100を超える小売施設で構成されている。
80店舗、1つのスーパーマーケット、20のレストランとバー、7つの映画館が入っている。
「City Life」の夜も更け行く。
☆☆☆GGのつぶやき
「City Life」を探訪しつつ、心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。