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原広司設計「原邸(自邸)」を読み解くvol.2

本日は、〈反射性住居〉としての「原邸」を読み解いてみよう。


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〈反射性住居〉

原が70年代の設計のなかで追求した「ひとつの住居の形式」がここにある。


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「実現しようとしたのは〈内核をもつ住居〉の形式であり、住居の内部の状態に係わって表現すれば、〈反射性住居 reflection house〉とでもいえる。」


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「〈内核〉とは、従来の建物でいうなら、ホールとか、中庭とか呼ばれてきた場所に相当する。私たちが建ててきた実例に即していえば、透明な屋根がかけられた中庭である。内核とは、いわば住居にもち込まれた〈中心〉である。」



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原は、「反射性住居」の特徴を次のように記している。


1. 内核。(スカイライトをもち、天井が高い通路と居間部分。その住居固有の造形的景観をもつなかば外の空間)


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2. 対称軸を基準としたものの配列。


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3. 慣習的な住居の外観。あるいは、周辺で目立たない外観。


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4. 必要以上に開口部をもたない外壁。比較的閉じた住居。(しかし、自然にむけては大きく開かれた住居。)


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5. 内核から採光する小さな個室群。


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6. 住居内における季節に対応するゾーニング。そのための日本間。


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7. 地形が斜面であれば、斜面に沿った床の高さの設定。


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8. 明るい室内。音響的には、ほぼ一室住居。やや長い残響時間。煙突効果にもたよる通風。


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☆☆☆GGのつぶやき
〈反射性住居〉としての「原邸」を読み解きつつ、心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。




by my8686 | 2024-08-22 17:17 | 気になる建築&空間 | Trackback