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2018年 02月 10日 ( 1 )

2018「Gerhard Richter」を読み解く

雪は、土曜朝に雨へと変わった。
近くのデンタルオフィスで抜髄し、まだ麻酔が抜けきらない。


それはさておき、昨日に続き「ゲルハルト・リヒター」を読み解いてみよう。



ゲルハルト・リヒターは、現代で最も重要な画家の一人といわれ、特に現代のドイツを代表する画家である。
ドイツは、20 世紀に入ってからでもバウハウスや表現主義といった芸術活動の中心である。




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さらに戦後は、ヨゼフ・ボイスやアンゼルム・キーファーといった重要な作家を世界へ送り出してきた。その流れの中に、リヒターも位置づけられている。

リヒターは東ドイツで生まれ、ベルリンの壁ができる直前に西ドイツへ移住、20世紀の歴史とともに芸術家としての画業も評価されている。




リヒターのことば

「絵を描くということは、一つの行動であり、行動は束縛されてはならない」。


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ゲルハルト・リヒターが追い求めてきた最大のテーマは、絵画を描くことそのものにほかならない。



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例えば60年代の写真をもとに描かれた絵画から、18世紀のドイツ・ロマン派を想起させるような風景画、1980、1990 年代の抽象的な絵画へと、その作風は常に変化し、新たなものへと変貌を遂げてきた。

多様な主題と様式の変化。彼の画業を振り帰ることで、様々な絵画に触れることが出来る。





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つまり彼の画業の中に、そのまま20世紀の絵画の歴史がつまっているといっても良い。

さらに彼は絵画の中に、新たな可能性を見いだし、様々な試みを加え、絵画の未来に目を向けている。




そんな中でも、官能を刺激して止まないのが「アブストラクト・ペインティング」である。




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リヒターの代表的スタイルとなったアート作品である。

画面の大きさをカバーする長いスキージで絵の具を引きずる行為を繰り返すことによって、色を重ねては、削り取る。

それは、筆触を消すとともに、色彩を多層化する。即興的で無意識的に色を組み合わせることにより偶然の映像を表出する。




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☆☆☆GGのつぶやき
感情をどこまで制御するのか、官能のおもむくまま、画像を多層化する。
即興的で無意識的に画像を組み合わせることで、偶然の映像を表出する。
まさに、己自身の衝動画像アートの感性に近い。



























































































by my8686 | 2018-02-10 12:29 | ぶらぶらアート観賞 | Trackback | Comments(0)