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2019年 05月 16日 ( 1 )

隈研吾の「浄土宗 一行院」を読み解く

久しぶりに隈研吾の最近作を読み解いてみよう。

京都ひとり旅から戻り、なにかと仏寺など仏性の襞に引っかかるものに意識が行くようである。


東京新宿区の千日谷の中腹にたつ、江戸時代から続く浄土宗の寺院・一行院の新本堂である。





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谷上から見下ろされる立地を考慮して屋根を重視し、特別型で押し出したアルミ製の丸瓦でゆったりとした大屋根が覆われている。






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大きく張り出した庇に守られた内外装には、幅300㎜杉の無垢板を大和張りのディテールで固定されている。






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新たに整備された自動搬送式の地下の納骨堂も杉板のスクリーンで、明るく透明感のあるつくりが施されている。






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誰もが気楽に御先祖に会いに行きたくなるような、コミュニティの核となるような、そんな「新しい寺の在り方」を追求したという。






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☆☆☆GGのつぶやき
寺の在り方も近年大きく変わろうとしている。
今回、伝統を重んじる京都、奈良の仏閣を観て歩くにつけ、その経年劣化の状態も酷いものがある。
その修復には、新たに建て替える以上の費用と時間がかかることも現実問題として聴いた。
一行院新本堂は、江戸時代から続く寺院を思い切ってリニューアルしたことに強い感慨を覚える。














































by my8686 | 2019-05-16 15:44 | 気になる建築&空間 | Trackback | Comments(0)